片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

偶然を作る。

20代ぐらいまでは行動すること、について何も考えずのんびりして過ごしてしまい、偶然が来るのをただただ待っていた。受け身の、よく恋愛で例えられる、白馬が良い人やらモノやらをなんでも運んで来てくれるというような都合のよい願望。 能動的に偶然を作っ…

図々しさのテホンに。

いつも控えめで謙虚なご近所さんに呼び止められ、ホッソリして綺麗になったわね、と言われた。 人を簡単にほめたりする方ではないので、ひときわ嬉しく感じた。誰かから褒めてもらう、というのは大人になってからはなかなか無いことで、褒められ慣れしていな…

時代と空間を乗り越える追っかけ。

あれは何年、いや何十年前であったろうか。。。友人と共にウイーンへ、やっぱモーツァルトでしょ、というわけで楽友協会の黄金の間でオーケストラを聴きにいくことにしたあの日。 若い日本人女性一人、その人はとにかく興奮してホール近くの広場で写真を激写…

壁をぶち破り自在に生きるひと。

先日、美術大学の教授の男性率は女性を大幅に上回り、一方生徒の女性率は男性を大幅に上回るという、逆転現象のような統計結果になったというニュースを見た。 私の在籍していた美術高校でさえ美術教諭・講師は約20人平均であったように思うがそのうち女性は…

育てること。

育てるのが得意な人がいる。 動物の面倒をよく見てあげて生き物が好きな 人。飼育員タイプかな。 植物が好きで毎日の水やり、手間を惜しまない 人。料理の下ごしらえの手を抜かない人。 街で親子を見かけて微笑ましい関係を見る。 お母さんと子供、荷物を持…

稲盛さんはアーティスト

学生の頃は尊敬するアーティストの画風に心酔 したり、真似したりしていた。 模写と言うわけではなく、技術的なもの、 表面上のまねっこ。 なんとなく消化不良の作品が出来上がるのだが、 真似るのは学びかもしれない。 真似しながらも、自分の興味は何か、…

善いこと悪いことの間には。

水戸黄門の勧善懲悪ってスッキリする。 でも現実はどうだろうか? 善と悪の間にはグラデーションがあって、 白か黒かというところはハッキリしない。 善でもあり、悪でもあり、そして何でもない こともある。 それが善なのか悪なのか、すぐには判断できる も…

恐怖映画は絶望を感じさせるもの。

怖い映画は私にとっては絶望を感じさせるもの。 ジョニーは戦場に行ったという映画を小学校 3年生ぐらいの頃テレビの名作ロードショウで 父と一緒に観た。 この映画は主人公が戦場で負傷して意識が 覚めても自分がどの様な状態なのか 理解できていない状況か…

もう食べることのできないご馳走とは。

母は古いガス釜の炊飯器でお米を炊いていた。 水の量には物凄くこだわりがあり、 微妙な水の量を目で確認していた。 母のごはんはとてもおいしかった。 目利きの乾物屋さんので買ってきた塩鮭と 大森の海苔屋さんで買っている海苔で作る おにぎりは、今まで…

季節のお便り。

気が付けばもう8月も月末に。いかがお過ごしでしょうか? 暑さだけはまだまだ続きそうですが、夏休みの 終わりが寂しいような、それでも心は秋に 備えつつ、また過ごしやすい季節になることが 待ち遠しくも、ふと気が付けば秋の盛りに なっているのでしょう…

ばかばかしさを突き抜けて面白すぎるホラー映画

あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、とうとうバカバカしさを通り過ぎて面白すぎる 作品となったチャイルドプレイ。 大量生産のおしゃべり人形が主人公で、カテゴリーはホラーなのだが、恐怖と言うよりは、何とも言えない笑える怖さ? 小学生が学芸会で演じるホラー…

恩送り

いままで数えきれない人たちに助けられ、支えられて生きてきた。 まずは両親。 ごはんを食べさせて、充分な衣服を着せてもらい、学校へ通わせてもらい病気やケガをすれば心配をし病院に連れて行ってくれた。 そして祖父母や叔父さん叔母さん。 そして縁もゆ…

イ・チャンドン監督の映画

イ・チャンドン監督の映画が好きだ。 どの作品もキャスティングは演技に高い定評のある俳優ばかり。 ムン・ソリさんという女優はオアシスという作品で現実から超越した演技だった。 脳性麻痺のヒロインなのだ。 イ・チャンドン監督の作品は結末は悲劇なのだ…

バーミエ、貴重な絵の具ラピスラズリを惜しげもなく。

有名な画家の名前の発音が、アメリカでは想像もつかないほど違うことがあるので、画家の名前も覚えなおさなければならなかった。 バンゴーは、ゴッホ マイケルアンジェロは、ミケランジェロ そしてバーミエ、一体誰?これは大人気の画家フェルメール。 真珠…

ほんのひと時の旅での出会い。

一人旅の良いところは、誰かに出会えること。 同伴者がいる旅はどうしてもユニットになってしまうので出会いのチャンスは少ない。 出会いといっても老若男女問わず、その場限りの交流であっても、得るものは多い。 袖振り合うも他生の縁ってね。 アメリカを…

避けている食べ物とは。

何が入っているのか、どう作られているのか 出生の不明な食品は不気味さを感じる。 加工食品、レトルト食品、インスタント食品、 冷凍食品、ハム、ソーセージスーパーなどの お弁当や総菜など、はほとんど食べないよう にしている。 防災の観点から備蓄して…

ノーマンロックウェル美術館

ノーマンロックウェル、アメリカのイラストレーター。 ノーマンロックウェルの記念館的な美術館がマサチューセッツ州にある。 ボストン交響楽団、小澤征爾さんのホールのあるタングルウッドの近くである。 小さな短いメインストリートにこじんまりとした古い…

嵐のように過ぎ去っていくミーハー達。

友達を作りたくて、無理してミーハー度を上げちゃったってことない? 流行りの話題、趣味、芸能人、注目の場所、ブランドやら、などのメジャーな話題。 ミーハー度の高いほうがお友達も作りやすい。 ちびまる子ちゃんのように無邪気でトレンドな話題で盛り上…

酵素風呂に行く。

巣鴨にある酵素風呂に行く。 巣鴨のとげぬき地蔵商店街は何とも下町昭和調の商店街。 通称おばあちゃんの原宿という観光地でもある。 洋品店という名にふさわしい、洋服屋さんはお年寄りが安心して選べる価格とデザイン。 和菓子屋さんは伊勢屋という定番ネ…

美味しいものがある地味なストリートin NY

ブルックリン、Bargen St.にはどのくらい住んだろう? こじんまりとした住宅街で、部分的にはアラビア系移民の方々が暮らすところもあり、イタリア系移民の方々がメジャーだった。 アラビア系のベーカリーがあって、そこでチーズとほうれん草の入ったパイを…

マカロニチーズと。

マカロニチーズって知ってる? アメリカのスーパーで必ず売っている、箱入りのインスタント食品。 マカロニチーズを食べるのは金欠の人か、とりあえず何も食べるもののない日か それともこのチープな味の虜になっている人。 アメリカ人にとっては日本でいう…

毎日の研究。

毎日の研究、食事の摂り方。 基本空腹状態であること。空腹でも食事をしないとしたら、寝る前。 消化作業と睡眠作業を同時進行で体に行わせるのは申し訳ない。 空腹を感じるのは消化器官が健全なGOサインを出している。食べていいよって。 空腹さえあれば、…

電話営業マンのかたへ。

電話営業嫌いだ。明らかに迷惑だ。 皆、時間の無駄であることを知っているのに 電話してくる。電話をしてくる社員さんだって 無駄だと思いながらかけているのではないか。 なんとか話しを長く引き伸ばそうという 作戦らしい。こちらが断っても、うまく切り口…

大、大、大好きな荒井由実さんの曲と歌詞。

初心に戻りたいとき、荒井由実さんのアルバム を聴く。荒井由実さんの詩がビジュアルで、 情景が色と湿度と温度との空気感が彼女の アルバムを聴いていた頃の気持ちにタイムワープする。 多摩美術大学の日本画科を専攻なさっていただけあって、歌詞の描写が…

あなたに逢いたくて♬

言葉が通じるとき、伝わるとき、人と人の間の見えないものが繋がる。 まるでケーブルが開通したような。 言葉が通じないとき、伝わらないとき、人と人の間には見えない高く厚い壁。 まるで東西冷戦時代のような壁。何も解らず聞こえてこない。 通じなくても…

手持ちのカードでプレイする毎日。

今の手持ちのカードでどんなプレイが出来るだろうか? 自分の能力、経済力、もしくは資源、その場の状況、いろいろなカード。 それらを使って、どんな時もリソースフルな人間であろうと思う。 無い物を嘆いていては、前に進めない。問題もただ放置していては…

紙が好き。

紙が好きで、紙工房で見習いをやっていたことがある。 NYのチャイナタウン近くに縫製工場が集まっている地帯があつて、そのあたりにあった紙工房=ペーパー・ミルだった。 紙を主体としたアーティストのサポートや、工房の貸し出し、注文を受けて作る紙、繊…

坐禅をする。

月一回の坐禅に行く。 朝早く人気のない道をひとりトコトコあるく。 朝の空気は美味しく透き通っている。 お寺の門に坐禅をする人達がずんずん吸い込まれていく。 誰も無言で、堂内は背中を向けてすでに座っているひともいる。 決められた場所を歩いて決めら…

自炊の醍醐味。

冷蔵庫の食材は無駄にせず使い切りたい。 うーん卵の消費期限だ、ゆで卵にしておこう。たくさんあるので煮卵も。 おじゃがから芽がでてきた、卵と一緒に茹でちまえ。 レタスが古いよ、バナナと一緒にスムージーだ。 山盛りきゅうりを消費したいな、スライス…

一日の時間の中で。

一日の時間帯で何処が一番好き? 私はまだ太陽が上がってこないぐらいの早朝が一番好き。 誰もいない朝、信号機は動いていても車は走っていない。 私ひとり、地球に残された人類のような気分。 それでもじんわりと明るくなって、さあこれから今日が始まる!…