片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

壁をぶち破り自在に生きるひと。

先日、美術大学の教授の男性率は女性を大幅に上回り、一方生徒の女性率は男性を大幅に上回るという、逆転現象のような統計結果になったというニュースを見た。

私の在籍していた美術高校でさえ美術教諭・講師は約20人平均であったように思うがそのうち女性は5人に満たず、生徒は1クラス45人中、男子10名女子35名。

確かに昔から男女率が逆転していたのだ。

学生時代はそんな事は意識もせずにいたが、その先、大人になればなるほど、その人生のステージごとに女性はだんだん気づくようになる。

現代社会・先進国の日本であっても、潜在意識の中にある因習に囚われていることに。自動的にそうなってしまうことに。

未だ女性は潜在的な逆境を生きているのだと思う。それでも勇気ある人、先駆者の方々のお陰で前へ前へ進んできているのだ。

林真理子さんが日大理事長就任なさったことは飛躍的に喜ばしいことだと思う。

林真理子さんのとても良い励ましの言葉がある。逆境、それも生きていく上のスパイスだと。林さんも数多のガチガチの壁にタックルしながら、またそれを楽しくネタとして書かれている。なんの障害のない道を歩いていても退屈になってくる。逆境はお題みたいなもの、というような態度がかっこいい。そうでないと物語も書けないものね。

林真理子さん、申し訳ありません。小説はあまり読んでおりません。エッセイは大好きです。リラックスしながら楽しんでます。ピウプより。