片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

創造と圧迫感 - アンゼルム・キーファーの3Dドキュメンタリー

アンゼルム・キーファーというドイツ人アーティストのドキュメンタリーを観てきた。 アンゼルム・キーファーの作品は風景そのもので、広大なインスタレーションは美術館に収まり切れない。 90年代にニューヨークの近代美術館(MOMA)で初めて観た時には、これ…

腸内洗浄の修行

今日は一日胃と大腸の内視鏡検査をした。 早朝にこれでもか、というくらい水を洗浄剤を飲み続け、トイレにも3分おきに行くので何も手につかない。 この洗浄剤というのが不味く、その上洗浄剤の倍の水かお茶を飲まなければならない。 洗浄剤は480mlを2本、…

消化器官のリセット

明日は胃と大腸の内視鏡検査をする。 今日は1日食事制限で食べられるものは食パン、蒸しパン、梅か鮭のおにぎり(海苔なし)ゼリー(具なし)、プリン、クラッカー、豆腐(薬味なし)素うどん、バナナ。 何とも白っぽく味気ないものばかり。 食べられるもの…

禊のように検診準備

年に1回の健康診断はしっかりと受けるようにしている。 今月は基本的な健康診断と胃の内視鏡検診と大腸の内視鏡検診、2年に一回の子宮がん検診と乳がんのマンモグラフィーと目白押しだ。 何十年毎年検診を繰り返しているので医療機器も検査基準も進化してい…

美術家 三島喜美代の展覧会

三島喜美代さんという美術家の展覧会を練馬区立美術館に観に行った。 平日の雨の日で寒い日であったせいなのか人は少なく、じっくり鑑賞することができた。 1932年大阪生まれの女性の作家さん、まだ現役活動中である。 巨大な立体のインスタレーションを作り…

日本の行き届き過ぎたサービス

日本の歩道は狭いけれど極力平らで段差への気遣いが細やかなことにタイから戻って感じた。 障害を持つ人、特に車いすの電車やバスへの乗り入れ、下車は駅員さんやドライバーが付き添ってくれる。 母の車椅子での電車移動でもよくお世話になっていた。 日本の…

待機と移動時間の過ごし方

バンコクから東京へタイ航空を使う。 搭乗時間は6時間弱で日本に到着するのだが、スワンナプーム空港までバンコクの中心から1時間弱かかり、出航時間から2~3時間前の搭乗手続きを考えるとホテルをチェックアウトしてから東京までは10時間かかる。 今回空港…

お土産の衝動買い

旅先で買うものはなるだけ地産地消にしたい、といつも思う。 というのはショッピングがあまり得意ではないから。 旅先の空気に呑まれて興奮してついアレコレ変わった物を買い込んでしまい、旅から日常生活に戻った時、何故こんなものを買ったのだろう?と興…

タイの楽しくて美味しい手作りおやつ探索

暑い国の人たちは甘いものが好きみたいだ。 タイの甘味は日本の素朴なお菓子に似ているように思う。 どら焼きの変形みたいなパンケーキがよく売られていて、ワッフルと大判焼きのフュージョンみたいなやつ、中身はココナッツが主流だ。 市場で珍しいお菓子が…

ココナッツミルクの熱々プリン

タイの市場通いにはまってしまった。 多様な野菜、多様な果物、多様なお惣菜、そして多様な手作りお菓子。 作りたてのお菓子はホカホカのフカフカのカリカリが味わえる。 ぜんざいは彩がカラフルでお餅やタピオカの親戚みたいなやつとか、お豆やかき氷やココ…

都会のタイムトラベル

子供の頃駄菓子屋さんというお店がたくさんあって、10円20円の少ないお小遣いで買えるような小さな飴玉やガムやら小さな安いオモチャが売っていた。 決して衛生的なお店でも商品でもなかったけれど子供たちが遊びながら楽しめる大切な場所だった。 そういえ…

アジア旅の小さな罠

バンコクに初めて行ったのは10年ぐらい前で、タイ料理が好きだからという漠然とした目的だったので食べ物以外の観光はガイドブックに載っているおすすめの場所を適当に選んで行っていた。 思えば地球の歩き方を手にもってキョロキョロ歩く観光客丸出しの日本…

チェンマイでの夏休み

計画を立てず気ままに思いつきで今日どこへ行くか前日か当日決める旅は行き当たりばったり。 行ってみてガッカリするところがあれば早めに切り上げて、期待以上に感動してしまうところであれば時間をじっくりと取る。 どんな新しい場所も、その場の空気に包…

ジム・トンプソンの家

タイの観光名所の一つにジム・トンプソンさんの家がある。 この方はアメリカ人のビジネスマンでタイのシルク製品を洗練、ブランド化して成功した人らしい。 1960年代にマレーシアの高級別荘地で謎の失踪をしてしまったというミステリアスな生涯の終わり方を…

安い美味い早い屋台飯

チェンマイもバンコクも暑かったので一日中水分補給ばかりしている。 甘いジュースなど飲んでしまうともっと喉が渇くので水が一番良い。 タイで売られているペットボトルのお茶はすべて甘いのでガッカリする。 甘くない水以外の飲み物が見つけられなかった。…

情感のこもったピクトグラム

バンコクの地下鉄に乗ろうと地下街に入るとエアコンがガチガチに効きまくっているのでトイレに行きたくなってしまった。 トイレのマークが構内地図にあったのだが。。。 設備の案内板を探して上の方をキョロキョロすると、 こんなピクトグラムが出てきた。 …

トゥクトゥクのおじさん

チェンマイの市内移動はソンテウという乗り合いタクシーのほかに、トゥクトゥクも観光客向けに走っている。 といっても行先を説明したり、金額の交渉をしたりするには慣れなければストレスになる。 その点、東南アジア版の配車アプリであるグラブは行き先を…

タイのハードな歩道を歩く

タイの歩道は酷く凸凹すぎて歩きにくいのでついつい車道を歩きたくなる。 車道と歩道の段差も25センチぐらい高く、歩道の切れ目にはスロープもついていない。 お年寄りや車いすの方には難しい歩道だ。 バリアフリー以前のインフラの酷さ。 歩道も車道も分け…

バンコクの下町に鎮座する巨大仏

6月のバンコクは蒸し暑くお散歩などといってのんびり歩くには厳しい。 朝方はまだ暑さも控えめなので朝早くお散歩観光に出る。 今日は3年前にできたばかりの巨大仏像のあるワット・パクナムというお寺へ行く。 バンコクの中心から外れた下町にあるお寺なので…

ノスタルジックな散歩道

バンコクに着いて4日目。ツアーで忙しく観光巡りはしないので、ホテルを起点に思いつきでのんびりペースの観光だ。 昨日はチャイナタウンのタラート・ノーイという比較的最近の観光名所として注目されている地域を散策する。 250年前からある建築物や忘れ去…

バンコクのおやつタイム

タイの屋台の出来立ておやつが美味しくて珍しくて目についたらすぐ購入するようにしている。 また同じおやつに再び巡り会えるかどうか分からないから ココナッツ入りのサクサクラングドシャ。 テキパキ作る屋台の人の姿も美味しくなる調味料。 ココナッツミ…

ビルの谷間で働く屋台のおばちゃん

チェンマイからバンコクへ飛行機で移動する。 1時間15分で到着。 何時もパイロットはどんな人物か妄想する。 コックピットからアナウンスの声は安心できるテノールボイス。 今日のパイロットは離着陸が急上昇、急降下なので、もしかして元空軍パイロットかし…

チェンマイのお寺

チェンマイは観光都市なのでお寺は重要な観光資源だ。 多分旧市街は景観を保つために建築物には規制がかかっているのだろう。 古いお寺が日本のコンビニ並に点在しており、色彩が鮮やかであったり銀細工のレースのように美しかったり、夜はライトアップした…

乗り合いタクシー

初めての地域に旅行をするときどんな交通手段があるのか、そして目的地への移動は何が最適なのかを考える。 そんな面倒臭さも旅の楽しみ。 とりあえずは実際乗ってみて失敗しながら距離感や使い勝手を掴んでいく。 バンコクと比べれば小ぢんまりとしたチェン…

チェンマイ屋台飯

旅行先の食事は4人位集まれば一回の食事で色々な料理をシェアして楽しめる。 二人での食事はレストランには入れるけれど2〜3品位でお腹が一杯になってしまう。 チェンマイの蒸し暑さと辛い料理のせいで冷たい飲み物や水をしょっちゅう飲んでしまうのでお…

チェンマイ市場巡り

チェンマイの市場巡り三昧をした。 一番大きく古い市場と言われるガート・ルアンへレンタル自転車で行く。 見たことのないような食材やおかず、お菓子や乾物がアジアン・マーケット特有の匂いでむせ返っている。 観光客が物見遊山で来ても誠実な価格表示があ…

お散歩チェンマイ

チェンマイの屋台朝ご飯 焼き鳥をもち米をちぎりながら食べる。熱々でタイの甘辛い味がもち米に良く合う。 朝ご飯の後の住宅街散歩で見つけたユニークなお花 看板も無く名前も無くメニューも無いレストラン キョロキョロしているとツマヅキやすいデコボコの…

デジタル姥捨て山

世の中の便利さについていけなくなるのは年寄りの特徴か? そもそも世の中が便利になったという発言が年寄りじみている。 昨日バス停の前で時刻表を手帳に書き写している女性がいた。 多分70代後半だろう。 スマホで写真データーにしておくという発想はない…

ツアー内容のお国柄

明日チェンマイに行くのだが何も計画していない。 エアチケットと宿だけは予約してある。 予め現地情報を収集してあるがチェンマイには4日滞在するので自分のペースでスケジュールの変更調整を臨機応変に動くつもりだ。 現地ツアーというのも日本で予約する…

決断力を養う

決めることは難しい。 切羽詰まって決めなければならない事のほうが決め易い。 難しいのは今すぐ決めなくても良いことで、それでもいつかは必ず決めなければならない事。 零細企業の経営者は定年退職という区切りはなく、継承してくれる誰かを見つけるか、会…