初めての地域に旅行をするときどんな交通手段があるのか、そして目的地への移動は何が最適なのかを考える。
そんな面倒臭さも旅の楽しみ。
とりあえずは実際乗ってみて失敗しながら距離感や使い勝手を掴んでいく。
バンコクと比べれば小ぢんまりとしたチェンマイは把握しやすく馴染みやすい。
まずはソンテウと呼ばれる乗り合いタクシーに乗ってみた。
昔日本に有った霊柩車(瓦の屋根を背負った、後部ドアが観音開きの)をポップな色にしたような車で、後ろのドアは開きっぱなしで車内はベンチが向かい合わせに設置されている。
方角とルートはザックリと決まっていて後は乗客次第で行先に融通がきくようだ。
だから車を止めたら要望の行き先に行ってくれるのかどうか分からないので確実性が低い。
メインストリートを走るソンテウに乗ってみよう。
昼時は人の移動が少ないせいか誰も乗っていないソンテウばかりなので随分融通を効かせてもらえた。
市街はひっきりなしにソンテウが行き交う。ピウプより。