片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

日記

インド中毒

インドから帰ってから地球の歩き方を読んでいる。 行ったところの歴史やそれにまつわる伝え話のようなものなどを復習するのが楽しい。 そしてまた行ってみたいと心に描く。 今度はどんな発見ができるだろうと思うとワクワクしてくる。 今まで気づくことので…

インドの知恵熱

インド旅行から帰国して知恵熱がでた。 大気汚染で喉もガラガラになり、医者に行くとそんな症状の人は予約してコロナ検査をしてからの診察だと素気無く言われてしまう。 お医者さんは処方のみ出してあげようということでお薬だけ頂く。 インド先輩おすすめの…

インド旅の終わりに

旅の終わりはいつも寂しいようなホッとしたような心持で空港のゲートで待機する。 何かお土産で買い忘れたものはないか、ゲートギリギリまで何か買い物がしたくなるような、それともボーディングまでの暇つぶしの買い物なのか。 だれかに持ち帰るお土産はで…

インドの家庭訪問

日本に帰る前日にインド一般家庭のお宅にお邪魔してお食事をごちそうになった。 このツアーのプログラムの中に含まれた興味深々のイベントだった。 インド旅行会社の方のお宅で日本人の留学生を受け入れたり、日本人旅行者のおもてなしも慣れており、家族の…

ガイドさんがガイドブックに感動

現地の日本語ガイドさん達は日本に行ったことは無いという。 日本で出版されたヒンドゥー語と日本語と英語のイラスト入りのガイドブックを見せたらこんな本があるのかと、とても感動して欲しがっていたので日本に帰ったら同じものを送ってあげる約束をした。…

KFCのチキンビリアニ

マック、スタバ、ケンタッキーフライドチキンなどのメニューは各国ローカライズされていて旅先の国のメニューのアレンジが楽しい。 デリー街中ではほとんど見かけなかったファーストフード・チェーン店だった。 ムンバイのような近代都市でないとファースト…

ツンデレなキャラ

デリーの街中はクラクションが鳴りっぱなしで一日中騒々しさ満載なのだけれど、意外と人間は寡黙な感じの人が多くお喋りも穏やかで、ペチャクチャいつまでも喋り続けるわけでもなく、かといって取り付く島もないくらい無口というわけでもない。 怒鳴りあった…

細かいお金がいつも足りない

北米・ヨーロッパ方面の物価は円換算で例えばニューヨークでラーメン一杯3000円とか、パリのコンビニでおにぎり一つ600円とか。 円安でもインドでは物価はまだ低く感じる。 しかも安いので少額紙幣が大量に必要なのだ。 500ルピーが最高額の紙幣で日本円で約…

巨大なクトゥブ・ミナール塔

インドには世界遺産の多い国ランキングで6位。 国土の広さに比例してインドの世界遺産のスケールは大きいということが分かった。 デリーにクトゥブ・ミナールという世界遺産の巨大な塔を見に行く。 世界遺産ランキング第一位のイタリアで有名なピサの斜塔を…

インドで家ついてっていいですか?

やっぱりもう一度行ってみたいガンジス川。 水のある風景とあの群衆が作る熱気のようなものが引き付けられる。 今回は駆け足旅行だったのでゆっくりと歩いて一つ一つの場面を見つけたり見入ったりすることが出来なかった。 もっと時間があれば路地に迷ったり…

初シロダーラ

アーユルヴェーダを一度はインドで経験したくてニューデリーの住宅街にあるサロンへガイドさんに連れて行ってもらった。 ガイドさんに店を決めてもらい諸々のスケジュール時間調整などもお任せしておくのは楽ちんだ。 これを自力でやり繰りするとなると、サ…

クラクションの鳴りやまない街

ニューデリーの旧市街、新市街の道路は毎日ごった返しており、車線もないので車線変更も、信号も少なく右折も左折も入り乱れている。バイクやリキシャも混合参戦で入り乱れてよく目的地に到達できるものだと感心してしまうくらい。 ギリギリを攻めて車がすり…

インドのおやつタイム

タージマハルのあるアーグラで食べたあのお菓子は何という名前だったのか思い出せない。 ネット検索でドライ・ペタという名前のアーグラ特産のお菓子であることが分かった。 ランチのデザートで出された、カボチャを砂糖で煮詰めて作ったという白い氷砂糖の…

要塞アーグラー城:幻想的な女性の空間

タージマハルを見学した後、ムガール帝国といわれたイスラムの権力者が建てた要塞のような宮殿のアーグラー城へ行った。 タージマハルは皇帝の最愛のお后さんのお墓で建設のために膨大な月日とコストを掛けたと聞く。 その後その皇帝は息子に地位を追われて…

ホテルの顔なじみ

デリーのホテルは3泊した。 同じホテルに連泊するとホテルの従業員とも顔なじみになってくる。 朝ごはん担当のシェフ兼ウエイターのお兄さんには毎度朝ごはんの準備をせかせてしまった。 私たちの出発までに間に合わせるために真剣猛ダッシュで朝ごはんを運…

インドの仏教の聖地

何故インドで仏教はポピュラーにならなかったのだろう? サールナートは仏教徒には重要な聖地でお釈迦様が説法デビューしたといわれる。 サルナートの日本式寺院とスリランカ式寺院に行く。 日本式の寺院は日本によくあるお寺と同じ設計だが中にある仏像はパ…

デリーの歴史的地域

旧市街=オールド・デリーといわれる地域の広大な敷地の中にマハトマ・ガンジーのお墓がある。 まるで地平線のような芝生の丘は綺麗に刈り込んであり、その広々とした場所に墓石がある。 墓石には暗殺に倒れた後の最後の言葉、へー・ラームという言葉が刻まれ…

黄色いおでこのおじさん

ガンジス川付近で黄色いペイントをおでこにした沢山のおじさんに会った。 黄色い顔色を荒く塗って赤い顔色を眉間にワンポイントするお化粧? これはお化粧なのだろうか? 肉まんの印のような眉間の赤いワンポイントは女性でもよく見る。 スーツを着ていたり…

信じて身を任せるガンジス川

ガンジス川の朝は早い。 朝の4時に起きて荷物をまとめる。 このままホテルを出てボートに乗り、ガンジス川の沐浴風景を見に行く。 まだ外は真っ暗で車に乗り込みガンジス川の近くまで向かう。 川の付近が建物が立て込んでいて狭い路地が迷路のように作られて…

旅の一日の長さ

インドの旅は一日一日をとても長く感じた。 一日が一週間分の経験をしたような長さ。 一日の移動距離が長いことと目的地の経験が凝縮して濃いものだったからだろうか? 日常生活のルーティンを大きく外れて、旅では思いがけないことばかりで、それを楽しむた…

ガンジス川の祈り

ヴァラナシは今回のインド旅行のハイライト。 デリーからヴァラナシへは国内線で1時間で到着する。 ガンジス川のヒンズー教の夜のお祈りと朝の日の出と人々の沐浴風景が見たかった。 川の岸辺はガードと呼ばれて長く広い階段で川面に近づく。 日が沈むころ沢…

現地のガイドさん

今回の旅行でとても頼りになったのは現地のガイドさん達。 彼らのお陰で場所から場所への移動、行きたいお店など効率良く凝縮した時間で旅することができた。 彼等はインド人、地元の方たちで若く日本語も英語もヒンズー語もOKだ。 目に入ってくるインドの生…

インドの象徴

タージマハルを知らない人はどんな人だろうか? インドといえばタージマハルというのがツアーの鉄板だ。 門をくぐって正面に見えてくる、美しく白い大理石のモスク、左右対称のデザインが広く青い空と広大な敷地の中にくっきりと誰もが感動せざるを得ない場…

インドの多様性

タージマハルの付近には乞食の人がたくさん集まってくる。 こども、赤ちゃんを抱いたお母さん、体が不自由な人、子供は多い。 ここでは観光者を相手に現金を得る可能性が高いから集まってくるのだろう。 子供たちでさえお土産を片手にタフに売り込みを繰り返…

デリーの大都会と自然共存

デリーでは野良犬があちらこちらにたくさんいる。 ガイドブックは野良犬に嚙まれたら狂犬病で100%死ぬ、と怖いことが書かれていたので恐れていたが、のんきな野良犬ばかりで、道路の端にゴロっと無防備に寝ているパターンが多い。のんびりと歩いている犬も…

大気汚染とリキシャ

人力車が語源のリキシャはオート三輪のタクシーだったり、三輪自転車だったりで安価な移動手段。 デリーの狭い路を移動するのにリキシャは便利だけれど、目的地までの交渉が面倒で慣れないとリキシャにも気軽に使えない。 今回はガイドさんが適正価格で交渉…

インド人の映えのツボ

東京からデリーに来るまでに1日かかり、一泊した翌日はデリーからアグラという場所へ移動4時間。 アグラは誰もが知っている世界遺産タージマハルのある場所だ。 タージマハルとアーグラ城を見るために往復8時間かかかる。 車が止まると何処からともなくホー…

インドの三つ星ホテル

インドについたその日は三ツ星のスタンダードホテルに泊まる。 ホテルでまったり過ごす旅ではないのでシンプルで清潔で安全以上の贅沢はいらない。などと思っていたが実際はインドの三つ星レベルは想像以上に埃っぽく古びていて壁も薄く、エレベーターも相当…

胡坐のカレーシェフ

3月上旬のインドは季節の変わり目ほんの短い春がある。 気候は日本の5月の初夏のような、昼は少し汗ばむ日差しだが吹いてくる風が心地よい。 インドに到着して夕飯はガイドさんにリクエストして有名なイスラム系のカレー屋さんに連れて行ってもらう。 シェフ…

インド式のうなずき

インドの入国審査官は私の見たところ男性ばかりの窓口だった。 手招きされて審査官の前に立ち、ビザとパスポートを渡して待つ。 窓口の前にはスキャナーのガラス面があり、どうやら指紋のデータも撮るようだ。 ガラス面は指紋だらけで汚れていてスキャンがう…