片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ジム・トンプソンの家

タイの観光名所の一つにジム・トンプソンさんの家がある。

この方はアメリカ人のビジネスマンでタイのシルク製品を洗練、ブランド化して成功した人らしい。

1960年代にマレーシアの高級別荘地で謎の失踪をしてしまったというミステリアスな生涯の終わり方をした人物。

バンコクの自宅は古いタイの高床式住宅3棟を組み合わせてリフォームしたという大変凝った建築になっている。

タイの貴重な美術品のコレクターで、内装やディスプレイもご本人のアイデアから生まれたものらしい。

ビジネスマンでありながらクリエイティブな感性を持っていらっしゃる方でシルクの製品デザインにもかかわっていたようだ。

タイの民家の鳥小屋の壁に使われていた古い木版を発見し、譲り受けてシルクのテキスタルデザインに利用したり、アンティークの太鼓をランプに作りかえたり、温故知新のセンスの持ち主。

この古いタイの建築様式と現代の便利をうまく組み合わせて素敵なタイ版古民家再生。

タイの女性社員が英語・中国語・日本語のツアーガイドをしており、若くてかわいいガイドさんは日本に来たこともなくても完璧。アンティークの巨大どんぶりを、これはギャル曽根さん用です、などとかわいいジョーク。ピウプより。