小学4年生ごろだったか、お絵かき教室の課題が、自分のなりたい物を描きましょう
というテーマがあった。
女の子はひとりが花嫁さんを描き始めるとみんな花嫁さん。
男の子は野球の選手とか、スポーツ関係が多かったかな。
わたしは猫。
猫ってのもあまり現実的ではないのだけれど、
子供ながら先生の受けを狙ったのか?
なりたい自分は画家だったので、絵を描いている自分を描けば良かったのかも
しれないが。。
画家ってなんかキャラクター的な特徴ないし、絵的には分かりにくくて、
書きにくい対象だったので、選ばなかった。
可愛げのない、あまのじゃくな子供だった。
女の子は何故花嫁さんにしたのか、
ウエディングドレスを描きたかったからでしょう?
女の子らしく、ブーケやお花、フリルやレースたっぷりと。
ゴージャスに。
どうせあまのじゃくで大人受けする絵のなりたいもの像を描くのなら、
プライベート・ジェットを背景に
サングラスにピンヒール、葉巻をもって立つ女性実業家に
すればよかったな。ゴージャスに。
子供も大人もどんなときも発想力は大切だね。
あなたはみんなに愛された子供だったでしょ?
私のようなあまのじゃくな子供とも、素直な子供とも、誰とでも仲良くなれる
おりこうな子だよ。 ピウプより。