生き方
日経新聞の私の履歴書というコラムが久々に経済界以外の方が連載している。 登山家でそしてお医者さんでもある今井通子さん。 経済界の方たちは実際筋金入りの経済人で偉業を重ねてきたからこそ私の履歴書の著者になるのだろう。 その経歴とは別にそのコラム…
京セラの創業者であった稲盛和夫さんの稲盛塾の講話をユーチューブで聞く。 その講話の中で稲盛さんが袁了凡(えんりょうぼん)さんという昔の中国の方が書いた自叙伝のようなお話を紹介されている。 この講和が好きで折に触れ何度も聞くことにしている。 袁…
いい加減に生きている、と5年ぐらい前の自分に言われているように思う。 良いのか、適当なのかどちらでもよいけれど、いい塩梅という意味にしておきたい。 年を取って自分を縛るものが徐々に緩くなっていくのを深く味わっている。 できればしがらみはどんど…
もう6月も中旬になろうとしている。今年も半年過ぎた。忙しくても暇でも私には時間が早く過ぎるように感じるのは、年齢のせいだろうか。時間の観念は個人差もあるだろうけれど、子供の頃の一日は今と比べてとんでもなく長かったように思える。 私が生きてい…
若い頃、いろんな大人の人達に奢ってもらった。子供なりにご馳走になればどうお礼をしたらよいのか気の利いたお礼の言葉も出てこず、モジモジとありきたりに、ご馳走様でした、と言うのが精いっぱいで面白みのない子供だったと思う。もっと子供らしく元気よ…
面白い自慢 グレードA なかなか経験できない障害を経験し乗り越えたことの自慢話。ニッチな経験など、危険な場所を通過したり、未知との遭遇体験の自慢。笑わせてくれる自慢、聞いていてワクワクする自慢話。 役にたつ自慢 グレードB 美味しいお料理のレシ…
両親が亡くなってから、自分の今の年齢と彼等の年齢がどんどん近付いて行くのを感じる。近づく、とは彼等が今の私の年齢であった時がさほど遠くない過去で、簡単に言えばついこの間と言ってしまってもよいような気がする。今は父と母とも対等な人間同士とし…
あれは何年、いや何十年前であったろうか。。。友人と共にウイーンへ、やっぱモーツァルトでしょ、というわけで楽友協会の黄金の間でオーケストラを聴きにいくことにしたあの日。 若い日本人女性一人、その人はとにかく興奮してホール近くの広場で写真を激写…
先日、美術大学の教授の男性率は女性を大幅に上回り、一方生徒の女性率は男性を大幅に上回るという、逆転現象のような統計結果になったというニュースを見た。 私の在籍していた美術高校でさえ美術教諭・講師は約20人平均であったように思うがそのうち女性は…
学生の頃は尊敬するアーティストの画風に心酔 したり、真似したりしていた。 模写と言うわけではなく、技術的なもの、 表面上のまねっこ。 なんとなく消化不良の作品が出来上がるのだが、 真似るのは学びかもしれない。 真似しながらも、自分の興味は何か、…
いままで数えきれない人たちに助けられ、支えられて生きてきた。 まずは両親。 ごはんを食べさせて、充分な衣服を着せてもらい、学校へ通わせてもらい病気やケガをすれば心配をし病院に連れて行ってくれた。 そして祖父母や叔父さん叔母さん。 そして縁もゆ…
友達を作りたくて、無理してミーハー度を上げちゃったってことない? 流行りの話題、趣味、芸能人、注目の場所、ブランドやら、などのメジャーな話題。 ミーハー度の高いほうがお友達も作りやすい。 ちびまる子ちゃんのように無邪気でトレンドな話題で盛り上…
これまで引っ越しは10回ぐらいしてきたので、その度に荷物は減っていて 持ち物や家具は少ないほうだ 今住んでいるところは駅が近くて便利な場所だが、家の中は1LDKという 2人で住むには少々きついかもしれない。 私は慣れてしまって、意外とコックピット化…
毎朝鉄瓶でお湯を沸かす。 この鉄瓶を母から譲り受けてから一日一回は白湯を作ってポットに入れておく。 鉄瓶は錆やすいので、必ず最後に空焚きをして水分を飛ばしておく。 毎日鉄瓶の中を見て湯垢がどのくらい出来ているか確認作業が楽しい。 湯垢は水分の…
嫌いな人には近づかないほうが良いが、なかなか大人のお付き合いは そうも言っていられない。 嫌いな人にはうまくこちらが嫌われるように努力をしなければならない。 面倒くさい奴だと思われるように。 けっして好かれようなどと思わない方がよい。 ここまで…
どんなに大人になっても、褒められると嬉しい。 なんだか今日は上手くいった一日になる。 でもなんでもかんでも褒めまくるのは価値が低くなっちゃう。 なんだい、なんだい、誰でも褒めるんかい? 柿の種のピーナッツと柿の種の割合みたいに、 なかなかピーナ…
あなたは隣の見知らぬ人に声をかけてみる方?声をかけられる方? オバちゃん行動の美点の一つはそばにいる赤の他人に気軽に声をかけられるところ。 私も達者な年齢になってきたので声がけは気楽にできるようになってきた。 むしろもっと積極的になろうと今は…
今までどんな仕事してきたか棚卸してみた。 初めてのバイトは内職でタバコの箱のミニュチュアを作るバイト。 根気がいるのと結構シビアな収入。 そのあとは、お祭りのテキヤみたいな、いかを焼いたり、ビール売ったり。 2日だけの臨時バイト。 ケーキ屋さん…
飲兵衛が嫌いだ。飲むだけの酒飲み。 お酒を飲むと人格が変わる人、飲んで羽目を外す人、飲んで憂さ晴らしする人 飲んで絡んでくる人、 困ったものだ。見苦しい。うるさい。優しくしたくない、そばから離れたい。 毎回当人はどう思っているつもりなのか?そ…
お水を大切にすること。 私が通った幼稚園は禅寺で和尚様が園長先生だった。 園長先生はちいさな子供たちを前に紙芝居やら絵本で説法を説くのが習慣だった。 その中でも、今もずっと私の習慣の中にたった一つ残るのは、道元禅師のストーリー。 道元禅師のお…
小学4年生ごろだったか、お絵かき教室の課題が、自分のなりたい物を描きましょう というテーマがあった。 女の子はひとりが花嫁さんを描き始めるとみんな花嫁さん。 男の子は野球の選手とか、スポーツ関係が多かったかな。 わたしは猫。 猫ってのもあまり現…
子供時代は幸せな時間。 一日が長かった。 若かった母は、家で家計の足しにと洋服を仕立てていたので、 昼間、母はいつもそばにいた。 買い物に一緒に行くと生地屋さんやボタン屋さんに寄って材料を仕入れる。 生地屋さんには色とりどり、様々な模様の布がず…
高校時代の友人がリラクゼーションサロンを開いており、 月に一度はボデイケアをお願いしている。 彼女に会うといつも芸術について、美について、深く広く楽しく話せる。 それは私たちが高校時代に伸び伸びと自由自在に学び、吸収することができたから。 私…
手紙を整理していたら、父からの手紙がファイルになって出てきた。 そういえば私が渡米中、父と文通をしていたのだ。 手紙というもの自体を書かなくなってどのくらいになるだろう。 父は口下手な人で、子供の頃からあまり喋ることもなかった。 私も引っ込み…
こどもの頃鉄棒で逆上がりできた? わたしは全然出来なくて、放課後毎日少しでも練習することにした。 練習すればできるんじゃないかと思って。 運動神経の良い子は体がコツをつかむのが早い。 そういう子の逆上がりを分析して、 よし、今日はあの腕をまねし…
兼高かおるさんって知ってる? 昔昔、兼高かおる世界の旅という番組があって、 それこそ1ドル360円のレート、海外持ち出し金額も限られているような時代から ずーっと30年ぐらい続いた長寿番組。 これを見て、私も大人になったらお金を貯めて色んなところへ…
あなたは何を美しいと感じる? 何か基準にする数値とかそういうものはなくて、 美は無限に広がっている。 美しい何かをあなたも見つけてほしい。 昔々、雨の止んだ小学校からの帰り道で、 アスファルトの水たまりに映った青い空や、 油分が作った虹色のマー…
あなたにとって怖いものは? 幽霊? 猛獣? ゴキブリ? それとも人間? 幽霊はビックリしそうだけど、ゾクッとしそうだけど、 そんなに害はないし、私は長い人生の中で見たことがない。 猛獣は危ないけど、街中ではまずお見掛けしないし、 動物園以外で見た…
今日は6月12日、アンネフランクさんの誕生日。 もし生きていたら93歳という年齢が思ったよりも身近な世代に感じる。 母が結婚前、ボーイフレンドにプレゼントされたという、アンネの日記が、 本棚にあり、字が読めるようになった小学生の頃から、 読んでは閉…
熊が目の前に現れたらどうするか決めてある? 死んだふりっていうのが通説だけど、 できれば逃げたい。 熊がおとなしく、興奮はしていなさそうで、距離も50メートル以上あれば 様子を見ながら静かにあとずさりし、逃げ道が確保できたら だんだん速度をあげて…