怖い映画は私にとっては絶望を感じさせるもの。
ジョニーは戦場に行ったという映画を小学校
3年生ぐらいの頃テレビの名作ロードショウで
父と一緒に観た。
この映画は主人公が戦場で負傷して意識が
覚めても自分がどの様な状態なのか
理解できていない状況から始まる。
そして外界と自分を繋ぐコミュニケーション
手段がないことに気づく。
負傷するまでに至る回想シーン。そして現実を
知った時。そこには絶望しかなかったのだ。
最後の声にならない彼の叫びが猛烈な
インパクト。
小学生にはトラウマ級の映画であった。
そんなものを見せる父も父だが。。
もし自分なら、と考えると身の毛がよだつほど
の絶望。
1週間ぐらいジョニーのことを考え続けた。
この物語の一つの希望はモールス信号。
私は戦場にいくのだろうか?モールス信号を
勉強しておいたほうがよいか?
私だったら、私だったら。。
最後は何も救いのない映画。
それでも心に焼き付いて忘れられない映画。
もう一度見たいとは思えない映画。
誰にでもお勧めできるものでもない。
でもおバカホラーが好きな人には是非見て
ほしいかな?
本物の恐怖を知ることができるでしょう。
いや、もしかしたら意外と何も
感じなかったり? ピウプより。