片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ペ・ドゥナさん

韓国ドラマが好きで、特にお気に入りの女優はぺ・ドゥナさん。彼女がキャスティングされるドラマや映画作品は私のツボにハマるのが多い。日本の映画で是枝裕和監督の空気人形という映画にラブドール(風船の等身大アダルト人形)という無機質な物体という難しい役を演じた女優さん。

よくある韓ドラの毛穴もないくらいルックス至上完璧女優タイプではなくて、要領が悪くてお人よしで損ばかりしているけれど逞しく、なんだか友達になりたくなっちゃうようなキャラクターを演じるのが上手い。子猫をお願いという映画はぺ・ドゥナさんの出演作品のなかでも私が一番すきな作品。韓国のスーパー銭湯もでてくるし、劣悪な住宅地環境(パラサイトにでてくる半地下よりも危なくて酷い)など韓国社会が暮らしの描写でよく分かってくる。少女版真夜中のカウボーイか少女版傷だらけの天使みたいな質感の映画。

最近はネットフリックスの映画作品やドラマに出ることが多くなってきたので、ミニシアター系のような作品が見られなくなってきた。ピウプより。