片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

お土産の哲学

貰って困ってしまうお土産があるので私の場合は旅行などではお土産というものは極力買わないようにしている。

特に置物や雑貨やアクセサリーなどは趣味や趣向もあるし、THEお土産店という様な所の商品は生産地は地元ではなく遠く離れた工場だったり、海外だったりして興ざめだ。

どうせなら地元の人が食べている地元の産物や素朴な昔ながらのお菓子やそんな普段ものの品が趣がある。

お土産は食べて消えてしまう物が一番無難だろう。

旅に出て感動した何か断片でも証拠として持って帰りたくなるお土産もある。

昔、年末に行ったアムステルダムでクリスマスの美しい飾り物を売るお店を見つけた。その店のショウ・ウインドウの飾りつけの美しさと言ったら、一つのアート作品といってもよいくらいの感動だった。

この感動の記念にガラスでできた雪の結晶を幾つか買い求めた。

日本に持ち帰るとガラスの雪の結晶は割れてしまった。



昔のお土産は何か安っぽくて微妙なダサさが愛らしかったりして捨てることができない。ピウプより。