インド先輩のお勧めドキュメンタリー映画で聖者たちの食卓という映画を観た。
無料食堂を500年も前から毎日開くインドの寺院の一日を撮影している。
言葉は映画の最初と最後のみの字幕メッセージのみであとは人々の黙々と作業する姿。
ある場面は食材を調理場に運び入れる作業。
二人一組で重い麻袋を息の合ったプレイでどんどん運び入れる。
外の広場ではお喋りもせず車座になってグリーンピースを向く人たち、同じように車座になって玉ねぎの皮をむく人たち。
調理はチャパティの生地をこねて丸めて次の延ばす工程の人の方にどんどん投げていく。
チャパティが同じ大きさに丸く伸ばされてフリスビーのように籠にどんどん投げられて巨大フライパンに並べられる。
一つ一つの作業が人力で行われ、とてつもない人数による膨大な手作業でそして、とてつもない量の食事が作られる。
そんな単純作業が無償労働者によって休むことなく繰り返される毎日が神聖だ。
感謝する心を湧き立たせてくれるそんな行いの映像。
名もない偉大な人たち。ピウプより。