インドについたその日は三ツ星のスタンダードホテルに泊まる。
ホテルでまったり過ごす旅ではないのでシンプルで清潔で安全以上の贅沢はいらない。などと思っていたが実際はインドの三つ星レベルは想像以上に埃っぽく古びていて壁も薄く、エレベーターも相当古びていて危なさそうなので階段を使う。
アメニティーは何もなく石鹸とバスタオルのみ一枚ある。
インドのトイレはウオシュレットはあるわけもなく東南アジアでよくあるミニシャワーがトイレのサイドに設置されている。
トイレットペーパーはほんのお愛想で設置されてはいるが巻が薄くてすぐ無くなってしまう。
ゲストハウスでなくてホテルなのでお湯は出てくるしトイレットペーパーもあるにはあるのだけれど。
いやこれも最初から薄々分かっていた事なのだ。
念のため日本からトイレットペーパーは一個持ってきてある。
どうせ夜寝るだけの滞在ホテルなのであとは慣れよう。
フロントのオジサン、と言っても私より年下だろうが、愛想はないけれど頼みごとに一生懸命、親身になって気にかけてくれた。
日本のきのこの山をプレゼントしたらナイススマイルを見せてくれた。
日本人的な遠慮するよりも困ったらどんどん頼りにするほうがむしろ信頼関係を築ける。
朝ごはんはチャイとスープとチャパティ、ヨーグルト、バナナそして卵を二つ焼いてくれた。ピウプより。