片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

胡坐のカレーシェフ

3月上旬のインドは季節の変わり目ほんの短い春がある。

気候は日本の5月の初夏のような、昼は少し汗ばむ日差しだが吹いてくる風が心地よい。

インドに到着して夕飯はガイドさんにリクエストして有名なイスラム系のカレー屋さんに連れて行ってもらう。

シェフが胡坐をかいてドラムセットのようにぐるりと並んだ鍋を調理する写真をみて、ここで食べてみたくなった。

鍋は傾いており、座ったまま鍋の中を見ることができるが、胡坐をかいて料理するなどどうすればできるのだろう?

あいにく連れて行ってくれたお店は支店だったので胡坐をかいて料理するシェフは見られなかった。

バターチキンカレーとチキンビリアニという炊き込みご飯を頼むとドーンとカレーとごはんが来た。

カレーの味は日本で食べるカレーとほどんど変わらない味付けと食感だが辛さは特に選べないので少し辛めの味付けだ。

量が多すぎて完食できなかった。

これから日本にかえるまでカレー三昧の日々が始まる。

インドのお店は日本の銭湯の番台のようなところに座って胡坐をかいて店番をしている。ピウプより。