目刺しを買うのは久しぶりでなんとも懐かしく食べたくなって巣鴨の縁日で買ってしまった。
ガスコンロのグリルで魚を焼くのは年に数回でせいぜいが塩サケの切り身ぐらいだ。
目刺しを焼くのは意外と難しいことを思い出した。
イワシは身が崩れやすいので火加減と表裏とひっくり返すときが容易でない。
飲食店のような上下に直火があるコンロでないとこんがりプリッと出来上がらず、見栄えは何とも無残な焼き上がり。
焼くだけと言ってもグリルで焼くのは年期が必要なのだろう。
焼き魚特有の臭さが空気に残るというのも悩ましい。
グリル廻りにイワシの臭さが残り、残飯の骨や頭などのゴミも臭う。
イワシの味は好きだし、青魚なので体にも良いのだけれど調理とその後処理には気が重い。
焼き魚はマンションではもう無理なのかもしれない。特にイワシは。
本当は七輪を使って青魚を焼いて食べてみたいけれどご近所からクレームが出てしまうだろう。
それでも目刺しをフライパンで焼いてみようかと思う。オリーブオイルで焼いてレモンをかけてポルトガル風にしてみたらどうだろう?ピウプより。