片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

バーミエ、貴重な絵の具ラピスラズリを惜しげもなく。

有名な画家の名前の発音が、アメリカでは想像

もつかないほど違うことがあるので、画家の

名前も覚えなおさなければならなかった。

バンゴーは、ゴッホ

マイケルアンジェロは、ミケランジェロ

そしてバーミエ、一体誰?これは大人気の画家

フェルメール

真珠の首飾りの少女牛乳を注ぐ女とか。

現在まで残こっている彼の作品数は少ない。

 

フェルメールが生涯を過ごしたデルフトに

行ってみたくてアムステルダムから1時間位

電車に乗った。

旧市街マルクト広場には教会があって、

教会内の真ん中の床に何気なくフェルメール

お墓があった。

フェルメールはこの場所に存在したのだな、

と当たり前の確認をしてから、

作品のデルフト眺望のあたりを散策した。

フェルメールの出身地ということで

観光ビジネスをする気もサラサラなさそうな

感じに好感が持てる。

レースやリネンが似合うヨーロッパの古い古い

町並み。

お店も昔風のまま、路も石畳のまま。

おそらくこのような美しい旧市街は厳重な規制

があり、易々チェーン店のような現代商業主義

は持ち込めないだろうし、新建材など使った

近代的な建物は厳禁だろう。

良いね!とても!

フェルメールもタイムマシーンで里帰りしても

然程違和感を感じないだろう。

手紙を書く人

フェルメールの作品の楽しみ方に、絵の中に描

き込まれたアイテムから物語を想像する

推理するのが面白い鑑賞方法。

この方は誰に手紙を書いているのかしら。

 ピウプより。