片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ニューヨーク

NYの写真家 ソウル・ライター

渋谷に寄ったついでにソウル・ライターという人の写真展を観ることにした。 50年代~70年代のNYの写真やファッション誌のグラビアを撮っていたフォトグラファー。 マンハッタンのミッドタウンの写真が多く誰もが知っている、見慣れた場所が多いように見える…

ウイリアムズ・バーグ

ニューヨーク、ブルックリンのウイリアムズ・バーグ・ブリッジを背景にワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカという映画が始まる。この地域に住んだことのあるひとなら、この橋のブルックリン側からの一景は、東京に住む人が東京タワーを目の前に見る…

フォーン・ブース2

ニューヨークで暮らし始めた30年前はインターネットどころかパーソナルコンピューターもなく、携帯電話もビジネスマンが持つようなごっついショルダーバック型。初めて住んだアパートは半地下の安い部屋を見つけて電話も引けなかった。電話はもっぱら公衆電…

ハーレムの日曜礼拝

マンハッタン・ハーレムの教会で日曜日朝9時ごろから礼拝があり、物見遊山で何回か行ったことがある。礼服で無くても良いので派手目なオシャレをしてくるようにということで、慣れない赤いハイヒールと赤いツーピースをきて礼拝に参加した。観光客が参加して…

乙女の懸念

高田馬場に早稲田松竹という名画座があって学生時代よく一人で見に行った。早稲田松竹は清潔感ある映画館で歴史もあるし映画作品のキュレーションにもセンスがある。2本3本立てのプログラムで一日を費やす。場所柄、学生さんや時間つぶしの人やら、映画マニ…

冬の太陽

寒い日が続いている。こんなに寒い冬の日でも太陽の日差しがあれば有難い。空は青く太陽の位置が低いので影が長く、冬の強い逆光のような強い太陽光が強いコントラストを作る。それを美しく感じる。冬の晴天の朝、自然の少ない繁華街でもビルの間から強い太…

G線上のスケッチ

ブルックリンのグリーンポイントというところに住んでいたことがある。ポーランドの移民が多く、駅の周りはちょっとしたポーリッシュの商店街。ポーランド語が町にあふれている。 大きな肉屋には肉の塊や、バラエティーに富んだソーセージ、ハムやパティお惣…

巨大古着店 ブルックリンにて。

ニューヨーク・ブルックリンのウィリアムズバーグといわれる倉庫地帯に巨大体育館のような古着屋があった。館内に入ると何とも例えようのない,体臭ブレンドの空気が充満している。想像するにこの場所に集められた大量の古着が放つ、古着の持ち主たちの体臭…

風船にまつわる思い出。

子供の頃から好きなもの。 私は風船が大好きでお祭りで売っている、ガスの入ったフワフワ、ユラユラ浮いている風船が全部欲しかった。買ってもらえることは無かったけど、見ているだけで楽しかった。いつか大人になったら自分で買うのだと思っていた。 アメ…

美味しいものがある地味なストリートin NY

ブルックリン、Bargen St.にはどのくらい住んだろう? こじんまりとした住宅街で、部分的にはアラビア系移民の方々が暮らすところもあり、イタリア系移民の方々がメジャーだった。 アラビア系のベーカリーがあって、そこでチーズとほうれん草の入ったパイを…

紙が好き。

紙が好きで、紙工房で見習いをやっていたことがある。 NYのチャイナタウン近くに縫製工場が集まっている地帯があつて、そのあたりにあった紙工房=ペーパー・ミルだった。 紙を主体としたアーティストのサポートや、工房の貸し出し、注文を受けて作る紙、繊…

何度も見てしまう映画とは。

何度もついつい見てしまう映画。 マーティン・スコセッシのタクシードライバー、 70年代のごみごみとしたカオスのNYの雰囲気とか、ロバート・デニーローの 犯罪者に落ちるのか、ヒーローになるのか紙一重のような、狂気っぷりの演技とか、 何度みても感心感…

ニューヨーク、若さゆえのニューヨーク

初めての海外はニューヨーク。 パッケージツアーに入らず、度胸試しに一人で、 チャレンジしてみることにした。 とにかく、当時はパスポートとビザを取るところから。 そして出国手続き、入国手続き。 JFK空港からタクシーでマンハッタンの42丁目に降りるな…

驚くべきショウウィンドウのディスプレイ

昔ニューヨークで暮らしていた時、ある日はアベニューに沿いに歩いたり とある日はブロードウェイ沿いに歩いたり、ストリート沿いに歩いたり するのが好きで、時間があれば歩いていたように思う。 いつも何かしら面白い発見があって古い建物に洗練された本屋…