片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

一日の時間の中で。

一日の時間帯で何処が一番好き?

私はまだ太陽が上がってこないぐらいの早朝が

一番好き。

誰もいない朝、信号機は動いていても車は走っ

ていない。

私ひとり、地球に残された人類のような気分。

それでもじんわりと明るくなって、さあこれか

ら今日が始まる!って、そんな気分。

 

午前中は集中力があるけれど、その後は下降線

で、頭の働きもやや劣る。

午後は弛緩タイム。

睡魔が何度も襲ってきそうなので昼食はできる

だけ軽めか、取らない。

この間延びした午後の時間は好きになれない。

 

夕方、魔の刻。みな何となくせわしなく家路を

急ぐ人、スーパーに活気がでて、

お家に帰る子供たち、ごはんを作る音や匂い。

空は黄昏、時間が刻々と変化して行く。寂しく

も、美しい時間帯。

 

夜、都会の夜は明るいけれど、自然の夜は闇が

ある。

多くの人たちが眠りにつく時間は静かで、一人

内観に浸る。

今日会ったひとのこと、今日有った良いこと、

思いに耽る。

そんな時間は2番目に好きな時間。

昔々、父が食事後、寝る前に日本製のウイス

ーを飲んでいた。

飲むか?と言ってワンショットグラスに注いで

くれた。

胸にジーンときて、ウイスキーはこの時間に

飲むものなのだと解ったとさ。ピウプより。