片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

意味のない焦り

ハッと気づけばもはや12月。いつもこんなセリフを何十年と繰り返してきたことか。 もう後一か月、いやまだ一か月ある。 そうグズグズしているうちに月日が追い越していってしまうので何も出来ないまま一体何をしていたのだろうと焦りの気持ちが湧いてきた。 …

パンかご飯か

パン屋のパンが物凄い勢いで高くなっているように感じる。 小麦そのものの値段やウクライナの戦争の関係で材料価格が高騰していくのは想像できる。 3年ぐらい前まではケーキ屋よりも手軽な価格のベーカリーで甘いパイやデニッシュなどおやつを買っていたが、…

ラーメン食べたい

昨日は寒い夜の公園の中を2時間も歩いていたせいか、熱々のラーメンが食べたくなった。 私はラーメンは嫌いではないけれどいつでも食べられるくらい好きではない。 ラーメンが食べたいと強く思うのは冷え切った体を熱々のラーメンで鼻水をすすりながら無心に…

大人の一人飯

今日は何のスケジュールもなく誰かのために食事を作らなくてもよい日だったので、自分の気持ちが向くまま過ごす日にした。 朝は身の回りの片づけをしてコーヒーだけ一杯飲んで何もお腹に入れず散歩にでる。 日中の日差しはまだまだ衰えず少し汗ばんでくる。 …

ヌーベル味噌汁

夏の間は作るのも食べる気もしなかった味噌汁だったけれど、最近の朝晩の冷え込みで味噌汁が一際美味しく感じる。 毎晩味噌汁を作るようになった。 木綿豆腐と揚げは常備して、あとは旬の野菜をプラスする。 なめことお豆腐のコンビは失敗のない組み合わせな…

最近のおやつ

巨大店舗のダイソーを見つけてからというもの、その前を通るとつい、入り込んでしまう。 まるで駄菓子屋に寄る子供のようになってしまう。 とにかく品目の多さと広さが圧倒的なので、大勢の外国人観光客がお土産を買いに来るくらいで、見て回るだけでも面白…

スープが飲みたくなる絵本

秋の日差しは気持ちが良く、お天気の日には散歩にでも出ないと勿体ないように感じる。 風も心地よく、風が揺らす木を眺めるのも心が安らぐ。 一日の日照時間も短くなり、夜が長い。 何か羽織るものを一枚欲しくなるけれど今着るのに丁度よい服がなく、夏冬混…

デパ地下スイーツ

デパ地下を歩くと目が食べ物がキラキラと飾られたショーウインドウに引き付けられる。 デパ地下など目的もなく行ってしまうと煩悩に引き回されるだけだ。 お金次第で食べたい物を食べたい時に食べたいだけ食べられる環境にある。 次から次へともアレコレ目新…

コッカンマリを食べる

先日訪れたソウルの市場で買ったコッカンマリ。 これは初めて食べる美味しくて、素朴で、体にもよくて、伝統的なお菓子。 干し柿でクルミを巻いただけ、とはいえ見栄え美しく、干し柿とクルミの形のバランスをとって作るので機械で作るのではなく手作りにし…

日本のご馳走代表作

鰻を食べに行く。 鰻屋さんで鰻を食べるのは5~6年ぶりくらいだろう。 この数年で鰻は鰻の稚魚減少のせいか価格の上昇、養殖物だろうが輸入だろうが良いお値段。 そのお値段を覚悟のうえでもどうしても鰻が食べたい。 お重にピッチリ鰻が隙間なく入っていな…

物語を見つける旅⑦

ソウルに行くと大体朝ごはんは決まっている。 汁物の店で一品一択なのでただ席に着けば注文せずに自動的に持ってきてくれる。 プゴクという、干し鱈から作ったスープのお店に行く。 柔らかく煮込んだ干し鱈とかき卵と細切り豆腐、とても薄味なので塩味調節や…

銀杏の思い出

銀杏を八百屋に見つけ始めた。 銀杏はワンポイントの食べ物。有っても無くても良いような飾りの存在だが、あればあったで、なんとも嬉しいアクセント。 茶碗蒸しなどに一粒銀杏を見つけると季節感に心が弾む。 銀杏が大好物だという人はあまり聞かない。 私…

たこ焼きレッスンノート

今日はレッスンも兼ねてたこ焼きの夕食。 たこ焼きパーティーをするのに手際よくできるようコツを掴んでおきたい。 今回はシンプルに小葱、タコ、天かす、紅ショウガのみの具材にしてみた。 基本に沿って生地はタップリ周りにあふれるほど流し込む。 油は多…

韓ドラと料理

韓国料理はドラマのシーンで知ることが多い。 警察署内場面での出前は2択で、ジャジャン麺かチャンポンか、というのが定番。ジャジャン麺にはタクアンがついてくる。 ドラマでは出前注文の際、タクアン多めで、というセリフをよく聞く。 インスタントラーメ…

思い出の高級店

レストラン選びは集まる人の食の好みや会合の目的によって選ばなければならない。 一番気軽なのは気の置けない女同士のおしゃべりの集まり。リラックスできて面白みのある個性的なお店もおしゃべりのタネになる。 老若男女不特定の場合は価格も味もジャンル…

主役ではなく脇役

まるで主役を食ってしまうような脇役の演技力により、その脇役が主役に昇格して別のストーリがスピンアウトしてしまうようなことがある。 私の好きなとんかつ屋がある。 私はとんかつはそんなに好物ではないのに何故そのとんかつ屋が好きなのかというとその…

思い出深い毒

今日は久しぶりにファミリーマートを利用した。 私は緊急時以外あまりコンビニを利用しない。 たとえばストッキングが急に破れたとか、暑さのなか水分を補給するためとか、トイレを借りるときの何か一品購入とか。 普段時コンビニで取り立てて買うものは何も…

自己流フレッシュ漢方

直近2年の私の朝食は定番のスムージーである。 甘酒をベースにバナナ、小松菜、くるみ、きな粉、すりごま、シナモン、チアシードなど。たまに大麦(はったい粉)を入れてみたり、季節の果物をいれたり、豆乳を足したり、アーモンドミルクを足したり、アレン…

オイルサーディンを作る

今日の午前中、魚屋で氷の山にずらっと並んでいるお魚が目に入った。 午前中のラインアップは充実&美しく整列している。 この変な魚、カワハギとやらは一体どうやって調理するのだろう? 一本の魚を丸ごと買って調理などしたことはない。 魚をさばけないの…

近頃の鶏卵価格

2週間ぶりに卵を買いに行った。10個パックが400円台がノーマル価格になっている。ワンランク上のブランド卵の価格帯に迫りつつある。これからも高騰して行きそうな勢い。 鳥インフルエンザの影響、飼料も高騰し、ニワトリのケージの温度調整などコストそのも…

しおっぴき

体のことを考えて週に1回はお魚を食すように心がけている。できれば青魚できれば鮭、サーモンを食べたい。鮭とサーモンは希少で取りにくい栄養素を持っている。スーパーに行ってお魚を物色してみると鮭が安い。それというのもチリ産の養殖ものだから。できる…

プゴクというスープ

プゴクを作る。プゴクは韓国のスープで干し鱈を使った簡単な料理。よく聞くのは二日酔いの朝食べると良い、という。美容に熱心な女性によるとこのスープは美肌のために効くという。10年前にソウルへ行ったとき朝ごはんを食べたお店でプゴクを食べた。プゴク…

ぬか床を仕込む

去年の秋ごろまで使っていたぬか床をまた再開して使い始めた。 去年の冬から春までは塩で表面をコーティングをして冷蔵庫の奥にしまっておいた。冷蔵庫から出して良くかき混ぜてみるとまだいけそうだ。干しシイタケやら煮干をいれて味を深めよう。去年は青梅…

トルコ料理

昨日はトルコ料理を食べた。トルコ料理もギリシャ料理もイタリア料理も地中海料理と総称しているぐらいで素材や味付けが似ているところがある。オリーブオイル、ヨーグルト、フェタチーズ、トマトベースの煮込み料理、ナスのいろいろ、色が鮮やかでカラフル…

災害時のレシピ

どうしても防災ストックとして製造される食品は賞味期限優先なので美味しくはない。そろそろ防災ストックの入れ替えなので消費しておかなければと思っても、美味しくないので食べきるのに気が重い。なんと贅沢な話だろうか。そもそもわざわざ防災食品を買わ…

今日一日食べられることに感謝

現代日本では食べることが簡単にできる素晴らしい時代だ。原始時代は今日のご飯は食べれるのか、食べれないのか狩りや猟次第だったのだろうし、取った獲物の保存方法とて選択肢は干したり燻したりそんなところだろうから、食べる前に保存できないところから…

食物が変わっていく

中学生の頃、家庭科で栄養素の学習があった。4大栄養素、たんぱく質、ビタミン、脂質、炭水化物、ミネラル、、なんて全然興味も実感もなくテストのために暗記した。しかし年を取ってくると栄養素ってとっても大事なのだな、とつくづく実感する。現在の私の…

市場で働く人たちの定食屋

旅先での食事は外食中心なのでついつい食べ過ぎて胃に負担が掛かってしまう。なるべく腹八分目にして次の食事などの余裕を持っておきたいのだけれど、朝はホテルのビッフェ、昼は屋台などの軽食、夜はレストランなどなど、一食ぐらい抜かないと食い意地だけ…

驚異の朝食ビッフェ

バンコクのホテルの朝食バフェは圧倒的な品数、料理の種類のバラエティーに富んでいる。パンもベイカリー並みの品揃えで、フルーツジュースも10種類ぐらい並び、タイ料理は麺類から、カレーや炒め物などなど、日本料理はうどんや巻きずしやら味噌汁やら、チ…

海老三昧

ナコーンパトムのお寺からバンコクへ向かう幹線道路に大きな体育館のようなレストランに入ってお昼ごはんをとる。このレストランはエビ料理に人気があるとのことで、駐車場は一杯、店内も体育館のような広さに満員の上、席を待つひとで受付はぎっしり。ほど…