片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

近頃の鶏卵価格

2週間ぶりに卵を買いに行った。10個パックが400円台がノーマル価格になっている。ワンランク上のブランド卵の価格帯に迫りつつある。これからも高騰して行きそうな勢い。

鳥インフルエンザの影響、飼料も高騰し、ニワトリのケージの温度調整などコストそのものが高騰し続けているのだから、価格に転嫁しなければ経営は成り立たないだろう。この値上げで養鶏所の生産者の方たちに儲けが出ているのだろうか?生産量の調整とコスト高に大変な舵取りだろう。

かくなる上は卵一つを大切に食べたい。矢沢永吉さんの成り上がりという自伝で、彼が子供の頃とても貧しく、ご両親ではなくおばあ様に育てられていたという。お誕生日に卵一個使って茶わん蒸しを作ってくれたおばあちゃんの話が沁みる。なによりも価値のある卵料理。そんな風に卵を大切に貴重に食べたい。昔の放し飼いの鶏でとれる卵はそれこそ高級品だ。母の子供時代は今日は卵を食べてきたと自慢するためにわざと唇の周りに黄身を付けて登校したという。なんとも、いじましいお話。

卵は完全食品。これ一個でマルチな栄養素だ。お米と同様、常備している食品の一つ。ピウプより。