どうしても防災ストックとして製造される食品は賞味期限優先なので美味しくはない。そろそろ防災ストックの入れ替えなので消費しておかなければと思っても、美味しくないので食べきるのに気が重い。なんと贅沢な話だろうか。そもそもわざわざ防災食品を買わなくても日常使いのストック食品で十分防災時の機能を果たしてる。日常時のストックが防災にも役立つような食品を選んで賞味期限を回転させていくのが主流になっている。
災害時クッキング、最新レシピのレクチャーに参加してみた。缶詰やインスタントといったありきたりの防災ストックを使わずに、調理工程が少なく水と鍋とコンロで作る料理。食材は乾物やホットケーキミックスなどの日常的なストック。今回は耐熱ビニールを活用して作る温かい食べ物。この耐熱ビニールと水と鍋とカセットコンロさえあればご飯でも麺類でも一つの鍋でまとめて料理できる。アウトドアの調理テクニックも活用して防災時の料理の工夫に役に立つ。防災時の食事の作り方も進化して逆に日常の時短料理にも応用できるようになってきた。
ポテトチップをお湯で溶かしてマッシュポテト。ピウプより。