片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

老人ワールド

これから若い人は貴重な存在になっていくだろう。老人ワールドになっていくジャパン。私は老年期に突入している。私のおばあちゃんが私ぐらいの年の時はいつも着物を着てお団子に結った髪にかんざしをさした絵にかいたようなおばあちゃんだった。今の私はあの頃のおばあちゃんに似てきたような気もするけれど若く見える、と思っているのは心の中の私の願望だ。まあ、現代のそれなりの年に見えればそれでよい。せめて姿勢がよく、しっかり歩き、愛嬌のあるおばあちゃんを目指したい。

海外からの留学生と友達になった。しっかり勉強をして日本語が流暢な女性。日本での目標設定もしっかりしており何事も諦めず粘り強く取り組んで、明るく元気に毎日を送っている。年期と焼きの入った私でも彼女の在り方に尊敬してしまう。私の20代はもっともっとイージー・レイジーですぐ諦めてしまう割に、早く何かを手に入れようとしていた。大人達には、若いということだけで多めにみてもらうような。今思えばその頃のそんな自分が情けない。日本に移民したいと思ってくれるような海外の方がいたらおばあちゃんは応援したい。

才能のある、これから成長していく人を見て羨ましくも楽しくおもう。ピウプより。