片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

日本のご馳走代表作

鰻を食べに行く。

鰻屋さんで鰻を食べるのは5~6年ぶりくらいだろう。

この数年で鰻は鰻の稚魚減少のせいか価格の上昇、養殖物だろうが輸入だろうが良いお値段。

そのお値段を覚悟のうえでもどうしても鰻が食べたい。

お重にピッチリ鰻が隙間なく入っていないと寂しいので松を頼むことにした。

梅なんていうのはたぶんご飯の上にちょこんと乗った鰻に違いない。

松・3700円は妥当なところだろうと思う。

W松サイズで6000円だけれど、ここは欲張らないであともう少し食べたいなというくらいが一番美味しい量。

柔らかくってとろけるような鰻を目をつぶってじっくり堪能する。

日頃はスーパーの中国産の冷凍ウナギを買って、表面をサッと水洗いして、日本酒に浸して、蒸し焼きにして山椒を振って食べている。

そんなに悪くないお味だけれど、やっぱりあのとろけるような肉質はお店でないと味わえないのだ。

日本人の幸せなご馳走代表作。

 

値段が張っているにもかかわらず、結構鰻を食べにお客さんが来て繁盛している。鰻が絶滅しないように祈る。ピウプより。