片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

デパ地下スイーツ

デパ地下を歩くと目が食べ物がキラキラと飾られたショーウインドウに引き付けられる。

デパ地下など目的もなく行ってしまうと煩悩に引き回されるだけだ。

お金次第で食べたい物を食べたい時に食べたいだけ食べられる環境にある。

次から次へともアレコレ目新しい魅力を放ったお菓子を作るものだ。

このおはぎは京都のどこどこのお菓子屋で北海道のどこどこの大豆をつかって、うんぬんかんぬん。

伝説のフルーツサンドとろける美味しさ、クリームは北海道のなんちゃらかんちゃら。

お店屋さんも精魂込めて作った商品の売り上げの為に必死だ。

そこで何かがバズり、それをきっかけにして行列ができれば一時的には収益を上げることが出来るだろうけれど、毎日毎日日常的にあれらの美味しいご馳走を売り切るのは大変だ。

一体どなたがこんなに沢山のケーキを買うというのだろう。

マリーアントワネットじゃないけれど、毎日スイーツを食事に食べるという人は病気になる。

身体にとっては毒なのだ。

自分が食べたい、と瞬発的に思うものではなく、今身体は何が食べたいのだろうと考えないと身が持たない。

 

大人買いというやつで子供の頃の渇望を埋めようとしたくなるけれど、もう年なので目だけが食べたいと思うけで胃腸は着いてこない。ピウプより。