片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

主役ではなく脇役

まるで主役を食ってしまうような脇役の演技力により、その脇役が主役に昇格して別のストーリがスピンアウトしてしまうようなことがある。

 

私の好きなとんかつ屋がある。

 

私はとんかつはそんなに好物ではないのに何故そのとんかつ屋が好きなのかというとそのとんかつ屋の出す味噌汁が絶品なのだ。

少し甘めの白みそでお野菜も煮込みすぎていないのは作り立てのお味噌汁に違いない。

練りからしをトッピングしてあり、和風スパイシー味噌汁。

五臓六腑に染み渡るってやつだ。

私にしてみればとんかつのほうが副菜みたいなもので、むしろ味噌汁専門店にしてほしい。

関西出身のとんかつやさんらしくお野菜のおばんざいや、サイドでついてくるお漬物も大変おいしい、それでもメインはとんかつだ!っていうことは変わらない。

味噌汁とごはんとサイドのお漬物が食べたくてこのとんかつやに行く。

正直とんかつはどうでもよいのだけれど、お店の主人公はとんかつなので仕方あるまい。



主役よりおいしい脇役料理のお店ってありませんか? ピウプより。