中学生の頃、家庭科で栄養素の学習があった。4大栄養素、たんぱく質、ビタミン、脂質、炭水化物、ミネラル、、なんて全然興味も実感もなくテストのために暗記した。しかし年を取ってくると栄養素ってとっても大事なのだな、とつくづく実感する。現在の私の肉体と活動はこの栄養素を含む食事で出来上がっているのだ。偏ったアンバランスな栄養の取り方で、しかも老化もしてゆけば不健康な血肉になってしまう。
栄養の取り方も昔と今では考え方も大変化しているし、食材自体が変化してきている。例えば昨日新聞での記事によると今後世界的に食肉の供給が難しくなっていく傾向がある、と言う。家畜の伝染病、干ばつによる飼料などの不足、畜産業の廃業など。食養肉を育てるためには大量餌としての穀物、そして穀物を育てるための大量の水が必要になる。最近は代替肉という食材が売られ始めている。魚にしても私が子供の頃に比べてみれば、今は養殖輸入物が殆どだ。魚の脂っぽさは確かに養殖の特徴だろう。毎日口にしているものは何処からそしてどの様に育てられたのかも考えながら食べなければならない。
あまり神経質に潔癖になりすぎてしまっても食べるものがなくなってしまう。ピウプより。