片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

お正月雑感

子供の頃はお正月が特別な日だった。今日は2023年元旦。昨日は年越しそばも食べず、お餅の入った雑炊を食べた。実際、私は雑炊を作っている間の味見だけでお腹が膨れてしまったので夫が雑炊をたべた。お正月の飾り付けもせず、お節料理なども用意していない。お正月に帰る故郷もない。誰かのために用意するお正月はなくなってしまい、もうお正月のご挨拶も神様だけになってしまった。

今年は周りのお正月風景を眺めているだけ。年末の商店街は生鮮食品を買う人でごった返していた。お正月商品が所せましと並べられて、お肉や魚、久しぶりに、てんぷら屋さんも大賑わいの繁盛をしている。それでも大晦日はだいぶ人気も落ち着いて店も早めに閉めていた。今年は2年ぶりに故郷へ帰るという人の話を聞くようになった。お正月の景色もコロナ禍で一変したのか、もしくはそうなっていくことを促進させただけのことか。

年末年始でピラティスのスタジオが5日も閉まっている。今まで運動をしなくて苦痛になることなど想像だにしなかったが、今は体を動かさないのは辛い。忌々しい正月だ。明後日からのレッスンが待ち遠しい。毎日続けることで体が記憶してきた動きは機動力を上げてくれる。よっこらしょ、という掛け声なしに。

もーいくつ寝るとお正月という歌があった。けれど子供の時は楽しくても大人になると面倒くさくなっていくお正月だね。ピウプより。