片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ドイツのお肉屋さんみたい

小学生時代の同級生は商店街にお店をもつ親が多かった。お米屋さん、お肉屋さん、魚屋さん、お菓子屋さん、クリーニング屋さん、靴屋さんなどなど。。そんな個人店の商売も今は昔になってしまい、今や商売をするのを止めて店舗を貸す賃貸業になってきた。だから商店街はどこも似たような,知ったようなチェーン店ばかりになってきた。

昨日ひょっこりと、小さな小さな綺麗なお肉屋さんを見つけた。とげぬき地蔵商店街のメイン通りから脇に入った静かなところ。路面に面して冷蔵ショーケースがあって、揚げ物や料理したお惣菜などは無い。ショーケースの裏でおじさんが黙々と分厚い大きなまな板にむかって丁寧にお肉を捌いている。白衣がパリッと清潔感があり、なんていうか、ドイツのお肉捌きマイスターみたいに決まっている。ここのお肉は信頼できそうだ。300グラムといえばピタッと一回で決めてくる。ムムム。。そんじょそこらの職人ではあるまい。合い挽きも牛70%豚30%という自信に満ちた表示はなかなかお目にかからない。牛筋も美しい色合いと筋の通った牛筋だ。本日もいい買い物ができた。

ひっそりと咲いている美しいお店はヨーロッパみたい。巣鴨の商店街にヨーロッパのギャップ萌え。今度はもっと高い部位を買ってみよう。ピウプより。