片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

美しくあろうとする心

海月姫という漫画を今読んでいる。オタクな女の子が主人公で身なりに構わずにクラゲに夢中になっている。その子が渋谷に行っておしゃれな同世代と思われる女の子たちを見てお姫様がいっぱいいるけれど私はそんなお姫様にはなれなかったと言う。

そうだその通り、渋谷には綺麗なモデルさんとも、アイドルといっても良いような洗練された若い女性がいっぱいいる。私もどちらかと言えばオシャレに興味がなく、女性として垢抜けしてなかったな~と恥ずかしく思い出す。世の中はルッキズムなどという差別批判の言葉がでてきたけど、そりゃ人間、今も昔も美しいものには本能的に目が向いてしまう。見た目というのは第一印象。美しくなろうとする心は大切なのかもしれない。

年を取り、おばさん、おばあさんになっても諦めて何もしないの、はもったいないかもしれないと思い直し、少しづつ学ぶことにした。亡き母も最期まで美しくあろうとほんのささやかな努力を欠かさなかった。美しくあろうとする気持ちも美しさを作るのだろう。

社会人になったばかりの頃はスーツだの化粧だのも仕事のうちであった。いつの間にかメイクアップというものをほぼしなくなってメイクもコスメにも疎い。ピウプより。