片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

思い付き

鬱陶しいアドバイス

この数年おばちゃんのお節介根性がメキメキとついてきて、困っている人を見るとすぐ声を掛けられるようになってしまった。 一瞬引かれるけれど信用してもらうのに時間はかからない。 だってダメ元で役に立てばというお節介しているだけなのだから。 この場合…

大人の一人飯

今日は何のスケジュールもなく誰かのために食事を作らなくてもよい日だったので、自分の気持ちが向くまま過ごす日にした。 朝は身の回りの片づけをしてコーヒーだけ一杯飲んで何もお腹に入れず散歩にでる。 日中の日差しはまだまだ衰えず少し汗ばんでくる。 …

よくある夫婦

いつも一緒に仲の良く過ごしている夫婦を見ると、良かったね、そんな人と巡り合うのは幸運だねと思う。 私の場合はそんな風にいつも一緒に行動していたら窮屈になってしまう。 夫婦だからといっていつも二人で行動しないほうが良い時がある。 今まで小さな会…

子供時代の埋め合わせ

大人になると、子供の頃できなかった事や叶わなかった事を思い出してやってみることがある。 親の保護下では親のルールや価値観や経済的な範囲なので思い切り自由にはなれない。 大人買いという言葉はそんな行動の一つかもしれない。 いい大人がオマケのため…

シルシアーサナ

ヨガを始めてようやくほんの僅か自分の中心を捉える感覚を身体が覚えてきた。 今まで足を前後に広げて立つだけでもグラグラ,フラフラしてしまいジッとしていられなかったのが、しっかり立てるようになり、片足でバンザイしても立てるようになった。 体が自…

脳内に流れる河

買い物のついでに遠回りの散歩をする。 今まで通ったことのない道を脈絡なく歩くと、何か良いアイデアがふわ~っと浮かんでくる。 頭の中にアイデアの河が流れていて、良いアイデアが大きな桃のように流れてくる。 そこですぐ拾っておかないとアイデアは流れ…

くわばらくわばら

人間関係で愚痴の主人公になるタイプの人間にプライドの高い人というのがいる。 どこがプライドのツボなのかよく分からないプライドがえらく疲れさせてくれる。 高いプライドといっても自分自身に対してプライドを高く保つのは他者に嫌やがられるどころか高…

記憶のかけら

忘れ去られた経験が記憶の海の底からフーッと浮上してくることがある。 なぜ些細な思い出とも言えないような何気ない過去の断片が思い出されるのだろうと自分自身不思議に思うことがある。 例えば子供の頃来ていた服のこと、模様や素材やチクチクしていた着…

ぼんやりと見ること

見えているはずなのだが見ていないことがある。 視界に入っているのだけど、目は見たいものだけを見ている。 気づけるところにいるのに気づけないことがある。 それも意識していないので気づくことができない。 意外とぼーっと何も考えずに歩いていると、ふ…

○○の秋

一年の6分の4が過ぎていく。 9月までミッチリと暑い日が続いたので、秋は年末に合わせて急がなければならないようだ。 私は秋が好きだけれど、夏あっての秋、コントラストの移り変わりがあるからこそだろう。 食欲の秋、読書の秋、収穫の秋、実りの秋、芸…

和食の家庭料理

子供の頃あんなにバカにしていた食べ物がおいしく感じると、晩年の母がよく言っていたものだ。 確かに私も大人になって和食の美味しさや奥深さを感じるようになってきた。 子供の頃は洋食や中華料理など濃厚な味付けでボリュームのあるものを好んだ。 お煮つ…

因果応報の種

将来のためには今しかできないことがある。 それは抽象的に言えば将来の材料を作ることだろう。 運命を作っていくとはあまりにも漠然と大きすぎて捉えどころがないかもしれないけれど、今できることを実行し、蓄積できることが具体的にあると思う。 毎日の食…

アフロディーテに憧れる

憧れの先生のレッスンにでる。 何が憧れか、というとアフロディーテのような美しさがあるから。 大体ヨガやピラティスの指導者は美しい人が多いけれど日本人的な可愛さというのだろうか、何と言ったらよいのか、アイドル系とかそういう愛くるしい可愛さの人…

他人のふり見て我が身磨く

他人を見て自分に気づくことが多くなってきた。 今まで周りの人を観察する余裕がなかったからなのか、自分を客観視できていると過信していたのかもしれない。 先日同じ世代の人と話していて、気になったのは「年だから」といって何かを諦めてしまう勿体なさ…

ずるい人の研究

長年、生きてきたので良い人悪い人の、見る目も身についてきたと思うのだが、最新のズルい人は演技力が凄いし、詐欺師か犯罪か合法かというギリギリの線でハイレベルなので、悪人を見抜くのも悪人情報をアップテートしていかないと見極めも難しい。 法律に触…

保留案件

今や固定電話はほとんど使わない。 掛かってくる電話のほとんどが鬱陶しい営業電話で、いつも電話には出ずに留守電のままにしておく。 それでも、なぜか私は固定電話を止めることができない。 スマホでさえ通話で連絡を取るということはほとんど無い。 通話…

マラソンのような家事仕事

家事はどこまでも延々と果てしない。 数えきれないほど多岐にわたる家事の内容がある。 毎日のルーティン家事をこなしていても、それ以外の家事が少しづつ段々と溜まってくる。 枠を決めて今日はここまで明日はあそこまでと行わないと益々混迷してしまう家事…

北風と太陽

力を抜く事と手を抜く事は同じではないようだ。 力を抜くのはなかなか簡単ではないけれど手を抜くのはそんなに難しくはない。 ある日、いつも行うヨガの工程が楽になったように感じる。 いつもなら終わった後クタクタになってしまうのだけれど、体が軽い。 …

文化祭の準備

10月になると高校の文化祭のことをふと思い出す。 演劇部の部活はこの日を目指して、文化祭が年間の目標となっていた。 台本から舞台道具、衣装を作ったりするのに時間を費やした。 もし、あなたが仲間に誘い入れてくれなかったら、引っ込み思案な私は入部出…

インドに行きたい

忙しく働いていたときは海外旅行に行くのにまず何処へ行きたいかという欲求よりも、休みの期間や移動距離の上限という枠の中から、目的地を選ぶという計画順番だった。 どうしても年末年始や連休時に行くので、ピークの価格帯で込み合う時期でもあった。 そ…

転んでもただでは起きない

先日NHKの番組で不登校の子供のショート動画を紹介していた。 いじめにあって仕方なく不登校になった子なのだが、明るく可愛い坊やでなぜイジメにあっていたのか、本人も見ている私も理由が分らない。 だれでもたまたま偶然にいじめの対象になってしまうこと…

えのきだけのような日本人

日本人はえのきだけのように誰もかれもが十把一絡げで一人一人がノッペラボウに見えてしまう時がある。 自らえのきだけになろうとしてしまうのは日本の教育方針のせいでもある。 あなたとほとんど同じように暮らし、同じような考えをもち、異論はありません…

新人の部活

定年退職した男性がやることが無くなってしまい日々を持て余してしまう、と言う話をよく聞く。 やる事が無いというけれど、やらなかった事、誰かにやってもらって済ませてきた事が見えていない。 盲点になってしまっているのだ。 人間生きていればやらなけれ…

国語のテスト

小学生の5~6年生ぐらいから中学生ぐらいのあいだにムクムクと自分の核ができるようになる。 惰性で教師になってしまったような先生の授業はつまらなく、先生も生徒もお互いに時間を潰しているだけだ。 気の利く要領の良い生徒は自分で学ぶのか塾で学ぶのかよ…

ダサいものが好き

洗練された、例えばお洒落なブティック、ドレスコードのあるレストランなど、そんなところは居心地がわるい。 あまりに綺麗に整い過ぎているところは人工的なものを感じてしまう。 それと取り澄ましたような冷たさ。 汚なさ 大雑把さ、がないと息が詰まりそ…

お彼岸に

誰であったか、人は永遠に生きていくような錯覚をもって毎日を過ごしている、というような意味の内容を聞いたことがある。 誰にでも明日が来るのだが、生きて元気な時はまるでこの生活の営みが永遠に続くような、そしてがこの先どのように老いていくのか、そ…

負けず嫌いとスポーツ

スポーツは負けず嫌いな人でないと続かないと思う。 なぜなら私はスポーツが好きではないから。 試合とか勝負とかいうものでやる気が湧いてくるどころか責任感を感じてしまうほうで楽しむことができない。 かと言って、一人黙々とジョギングするのもジムで筋…

初心者の絵

絵など描いたことが無い人に絵をかいてもらうと面白い絵ができる。 絵を描くことはテクニックも必要だがテクニックだけになってしまうと面白くもなんともない。 上手すぎてしまうと説明的な絵になってしまいがちだからだろう。 ちょっと変、もしくは何を描い…

思わぬショートトリップ

目的地への移動方法をなるべく歩かないで公共交通機関を使いこなしてにて行く方法を考える。 何故って、もう暑くて暑くて10分20分歩き続けるのは消耗度が激しすぎる。 だからと言ってタクシーに乗るほどの距離ではない。 目的地近くにバス停があれば最終目的…

主役ではなく脇役

まるで主役を食ってしまうような脇役の演技力により、その脇役が主役に昇格して別のストーリがスピンアウトしてしまうようなことがある。 私の好きなとんかつ屋がある。 私はとんかつはそんなに好物ではないのに何故そのとんかつ屋が好きなのかというとその…