片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

よくある夫婦

いつも一緒に仲の良く過ごしている夫婦を見ると、良かったね、そんな人と巡り合うのは幸運だねと思う。

私の場合はそんな風にいつも一緒に行動していたら窮屈になってしまう。

夫婦だからといっていつも二人で行動しないほうが良い時がある。

今まで小さな会社でお互い経営者として同志として働いて家に戻れば生活も一緒の24時間は大変だった。

ある程度お互いに距離感を保たなければ疲れてしまう。

そんな訳で無理に相手の都合に合わせたり、相手の趣向に合わせたりはしないようにしている。

趣向の合う人と楽しむ、自分の世界感を大切にする。

 

売れっ子のバンドなど長年の活動の中でメンバーの方向性に齟齬がでてきたり同じバンド船に乗っていることができなくなって解散なんてことがよくある。

それでも往年の息の長い長いバンドがあるけれど、それはやはり続けていくのに色々工夫をされているのだろうと思う。

相手に対して諦めること、何かを望まないこと、期待しないことも長く付き合うための仄かな愛情だと思って。

日本人は自己犠牲を善とするような慣習が浸透していて、そこかしこにハラスメントが起きやすい。ピウプより。