片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

子供の頃の相棒

何十年ぶりに同い年のいとこに会った。

子供の頃たぶん小学生ぐらいで、祖母の元気だったころまでは一緒に遊んだりしていた。

中学生ごろからはもう祖母もいなくなり、いとこに合う接点もなくなっていった。

久しぶりに会ういとこは子供の頃のイメージと同じで、もちろんお互い年は取ったけれど何というかあの子供の時に遊んだ相棒の感覚が蘇ってきて嬉しかった。

子供の頃の共通の思い出やあの人この人死んでしまった親戚のこと、大人になったからこそ表現豊かに話せるようになって、昔話に花が咲くというのはこんな時なのかと思った。

子供の頃から自己主張するでもなく、コツコツと、タンタンと過ごしてきた彼女。

彼女は毎日退屈じゃないのかな。。と思っていたけれど、何かしたいことや趣味、こだわりもなく同じ毎日を送れることが彼女の幸せらしい。

私の生き方とは共通項は少ないのだけれど、彼女と過ごした子供時代は楽しく幸せなままお互いの記憶の箱に入っている。

二人で春の土手でヨモギをたくさん摘んだり、レンゲで冠を作ったり今でもあの暖かな日の下で遊んだことを覚えている。ピウプより。