片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

夫婦でいること

父と母を見ていて、夫婦ってこんなものなんだな~結婚ってしてもしんどいな~、と子供の頃思っていた。お絵描き教室で将来なりたいものを描きましょうということで、女の子ほとんどは花嫁さんを描いていた。ドレスを着た女の子を描きたかっただけなのかもしれないけれど、私は子供ながら、そんなシンデレラみたいにはならないよ、などと、やさぐれた小学生であった。お父さんは酔っぱらって帰ってくるし、お母さんはお父さんのことを愚痴っているし。。よくある庶民的な夫婦像といえばそうなのだ。向田邦子の小説にでも出てくるような。

父や母のような昔の結婚観とは時代の移ろいで価値が変化していることを感じる。夫婦でいること、家族でいること、娘であったり、妻であったり母であったり、嫁であったりと役割の在り方の価値観も人それぞれで様々でお手本というものがない。自分が自分に合う在り方を模索している。

七五三は大嫌いだった。お着物きせられて苦しかった思い出。日光猿軍団の芸をする猿のような。ピウプより。