先日NHKの番組で不登校の子供のショート動画を紹介していた。
いじめにあって仕方なく不登校になった子なのだが、明るく可愛い坊やでなぜイジメにあっていたのか、本人も見ている私も理由が分らない。
だれでもたまたま偶然にいじめの対象になってしまうことはある。
大人でも子供でも。
動画の内容はいじめられる時のパターンといじめられる側の感じ方を端的に、まるでかるたの読み札のようにリズミカルにいじめのあるある事例をまとめてある。
だれでも共感できる言葉とリズムの彼の表現に困難さを突破する力を感じた。
自分の苦しみの問題に向き合いそれをどうすれば強く伝わるのだろうか、自分の言葉で考えて創作したのだろう。
もしかしたらこの動画作成は楽しかったかもしれないし、自己セラピーのようになったかもしれない。
負の状況をただ痛い目に合うだけでなく、冷静に分析しどんな人にも分かち合うことのできる表現は同じ状況にある人たちに励ましを与えてくれる。
負の状況や感情に負けてしまいそうになるとき、どうやってこの状況のベクトルを変えてやろうか考える強かなエネルギーが好きだ。ピウプより。