片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

日記

旅の一日の長さ

インドの旅は一日一日をとても長く感じた。 一日が一週間分の経験をしたような長さ。 一日の移動距離が長いことと目的地の経験が凝縮して濃いものだったからだろうか? 日常生活のルーティンを大きく外れて、旅では思いがけないことばかりで、それを楽しむた…

ガンジス川の祈り

ヴァラナシは今回のインド旅行のハイライト。 デリーからヴァラナシへは国内線で1時間で到着する。 ガンジス川のヒンズー教の夜のお祈りと朝の日の出と人々の沐浴風景が見たかった。 川の岸辺はガードと呼ばれて長く広い階段で川面に近づく。 日が沈むころ沢…

現地のガイドさん

今回の旅行でとても頼りになったのは現地のガイドさん達。 彼らのお陰で場所から場所への移動、行きたいお店など効率良く凝縮した時間で旅することができた。 彼等はインド人、地元の方たちで若く日本語も英語もヒンズー語もOKだ。 目に入ってくるインドの生…

インドの象徴

タージマハルを知らない人はどんな人だろうか? インドといえばタージマハルというのがツアーの鉄板だ。 門をくぐって正面に見えてくる、美しく白い大理石のモスク、左右対称のデザインが広く青い空と広大な敷地の中にくっきりと誰もが感動せざるを得ない場…

インドの多様性

タージマハルの付近には乞食の人がたくさん集まってくる。 こども、赤ちゃんを抱いたお母さん、体が不自由な人、子供は多い。 ここでは観光者を相手に現金を得る可能性が高いから集まってくるのだろう。 子供たちでさえお土産を片手にタフに売り込みを繰り返…

デリーの大都会と自然共存

デリーでは野良犬があちらこちらにたくさんいる。 ガイドブックは野良犬に嚙まれたら狂犬病で100%死ぬ、と怖いことが書かれていたので恐れていたが、のんきな野良犬ばかりで、道路の端にゴロっと無防備に寝ているパターンが多い。のんびりと歩いている犬も…

大気汚染とリキシャ

人力車が語源のリキシャはオート三輪のタクシーだったり、三輪自転車だったりで安価な移動手段。 デリーの狭い路を移動するのにリキシャは便利だけれど、目的地までの交渉が面倒で慣れないとリキシャにも気軽に使えない。 今回はガイドさんが適正価格で交渉…

インド人の映えのツボ

東京からデリーに来るまでに1日かかり、一泊した翌日はデリーからアグラという場所へ移動4時間。 アグラは誰もが知っている世界遺産タージマハルのある場所だ。 タージマハルとアーグラ城を見るために往復8時間かかかる。 車が止まると何処からともなくホー…

インドの三つ星ホテル

インドについたその日は三ツ星のスタンダードホテルに泊まる。 ホテルでまったり過ごす旅ではないのでシンプルで清潔で安全以上の贅沢はいらない。などと思っていたが実際はインドの三つ星レベルは想像以上に埃っぽく古びていて壁も薄く、エレベーターも相当…

胡坐のカレーシェフ

3月上旬のインドは季節の変わり目ほんの短い春がある。 気候は日本の5月の初夏のような、昼は少し汗ばむ日差しだが吹いてくる風が心地よい。 インドに到着して夕飯はガイドさんにリクエストして有名なイスラム系のカレー屋さんに連れて行ってもらう。 シェフ…

インド式のうなずき

インドの入国審査官は私の見たところ男性ばかりの窓口だった。 手招きされて審査官の前に立ち、ビザとパスポートを渡して待つ。 窓口の前にはスキャナーのガラス面があり、どうやら指紋のデータも撮るようだ。 ガラス面は指紋だらけで汚れていてスキャンがう…

不味さ爆発

初めて旅行に行く国は気持ちが盛り上がる。 インドのデリーまでは東京から9時間、早朝家を出て羽田空港までチェックインやら荷物を預け搭乗ゲートまで来ると落ち着く。 女友達と旅行に行くのも久しぶりで日頃はじっくり話せる時間もなく、こんな時は存分に喋…

食べ放題の心得

昨日の夕食はシェーキーズのピザ食べ放題に行った。 懐かしいシェーキーズは私が高校生位のころお小遣いをはたいてクラスメイトと行ったものだ。 あの頃は底なしに食べられた育ち盛りであったので有難いバイキングだった。 ジェーキーズの魅力はあの焼き立て…

無駄に高スペック

使い続け過ぎてしまったスマホとやっと買い替えてキャリアの乗り換えもした。 スマホに愛着を感じすぎるのと、タダの面倒くさがり屋なのが原因なのだ。 電化製品も10年で減価償却、買い替えの時期というけれど、なかなか思い切りがつかない。 冷蔵庫はたぶん…

進化する日本の果物

日本の野菜や果物の進化は目覚ましい。 日本人の技術は洗練と高スペック化が得意種目なのだろう。 特に果物の多種多様性と高品質化は年追うごとにどんどん進化して瑞々しく美味しく美しく甘く、食べやすい品種が続々と開発されている。 私も長く生きてきたな…

安心と快適の先端テクノロジー

現代日本のトイレは本当に安心して利用できるところばかりだ。 先ずトイレの形は様式便座のトイレであること、トイレ便座は暖かくウオシュレットも完備され、当たり前のようにトイレットペーパーがあり、使用中の音隠し音源や使用前の消毒剤もセットされてい…

続けること

続ける情熱を持つ人は自然で力みがなくて穏やかな人に見える。 飽きっぽい私にしてみれば羨ましいと思ってしまう。 続けることに意味があるのに成果を自分が期待するほど苦しくなる。 気合を入れてやるぞー!と一機に力むとそう長く続かない。 続けることは…

濃ぉーい世界観

インドに行くのでインドのドラマを観ておくことにしてインドドラマ通の方にお勧めを聞いて早速観てみた。 演技が過剰すぎてあまりにもベタな表現なのが逆に意外と面白くて、ストーリー展開も分かりやすく安心して美しい民族衣装と濃ぉーい美男美女が癖になる…

見た目より手間のかかる料理

古いアーケード商店街に蒲鉾屋さんを見つけた。 おでんのネタがたくさん並んでいて、店頭では仕切りのついたおでん専用のなべから湯気がでている。 このところ風も強く寒い日が続いているのでホカホカのおでん鍋の前にはお客さんが買おうか買うまいか考えあ…

リフレッシュしたい春

2月も終わり、春気配が空気の中にある。 今日は朝から雨だった。 生ぬるい空気のなかの温かい雨、こんな天気は季節がもう変わるお知らせだ。 昼頃から日が差しだして空気からふわっと湯気が立っているように見える。 梅の花も満開で、桜もすぐきてしまいそう…

至福の時間

今日は久しぶりにスーパー温泉銭湯に行ってきた。 北風の吹く寒い今日はみな銭湯に行きたくなる気候なのか平日の割に込み合っていた。 それでも館内は広くサウナ部門も多種類のサウナを設けてあるので風呂場はイモ洗い状態にはならなかった。 一人ブースのジ…

体が学ぶこと

ヨガのポーズの中でランジというものを頻繁に行う。 足を前後に1メータちょっと開いて前の足を曲げて両腕は万歳する。 簡単に見えるけれど慣れていないとグラグラしてしまいバランスのために両足でしっかりと地面を貼り付けようにしなければならない。 この…

スマホの買い替え

今使っているスマホは何年前から使い始めたろうか? 使い始めが何時なのか思い出せないが、5年以上は使っている。 機能を十分使いこなしているわけでもなく、メールや書類の作成はどうしてもPCで作業したい。 フリック入力ができれば億劫さも面倒臭さもない…

マンション管理組合で理事のなり手がいない問題

マンションの管理組合で理事のなり手が居ない。 マンション管理には複数の業務があり、設備の点検維持はエレベーターから受水槽から、電源設備、消防設備、駐車場機器 などなど多岐に渡る。 一軒家とは違って規模感も大きく12年位に一回で大規模修繕工事など…

ふくろう オルッペミ

ふくろうという韓国映画を観た。 朝鮮王朝のドラマ内容は大体王宮内のパワーゲームと王位継承が主題なのだけれどそれをどのような切り口で見せるのかというのが見どころになる。 今回は目の見えない鍼灸師が主人公で腕を見込まれて宮廷医官を務めるところか…

空間の価値

春先はお掃除するのによい季節だ。 手を付けていない、引き出しの奥の方や埃の溜まったクローゼットの片隅、押し入れの奥の方や食器棚の使っていない棚のスペース。 忘れていた何かがひょっこり見つかることもあるし、使わないで押し込んでいたモノが埃まみ…

人手不足と高齢者

外食や買い物のシーンで人手不足がどこも足りていないのを感じる。 レストランはタブレットからの注文、お運びはロボット、支払いは無人レジ、店員をほとんど見かけない店がある。 スーパーや量販店など聞きたいことがあっても手の空いた店員を探すのが大変…

薬膳スープ

香港出身の方の薬膳教室に参加した。 薬膳スープといっても特別な料理ではなく香港のご実家では薬膳スープが日常的にあり、いつもおばあさんにスープを作ってもらっていたという。 取り立てて難しいこと、手間のかかることは全くなく、すべての材料を水で煮…

今井通子さん

日経新聞の私の履歴書というコラムが久々に経済界以外の方が連載している。 登山家でそしてお医者さんでもある今井通子さん。 経済界の方たちは実際筋金入りの経済人で偉業を重ねてきたからこそ私の履歴書の著者になるのだろう。 その経歴とは別にそのコラム…

ニューデリーの天気予報

インドの観光ビザをようやく受け取ることができた。 電子申請なので大使館に足を運ばずにできるのは有難いことなのかもしれない。 色々気を揉んだけれど規定内の必要条件は十分に満たしているのでよっぽどのうっかりがなければ受け取ることができる。 パスポ…