タージマハルを知らない人はどんな人だろうか?
インドといえばタージマハルというのがツアーの鉄板だ。
門をくぐって正面に見えてくる、美しく白い大理石のモスク、左右対称のデザインが広く青い空と広大な敷地の中にくっきりと誰もが感動せざるを得ない場所だ。
タージマハルの周りには何一つ高層建築はないので空が広く、タージマハルの上を大きな鳥が悠々と旋回している。
この何も障害物のない広い空も含めた空間がすべて世界遺産なのだろう。
遠目には巨大なお墓なのだけれど、建物の中は思ったよりこじんまりとして暗く寂しく広いスペースはない。
軍人が険しい目で要所要所を監視している。
通年観光客が殺到する場所なのでテロ行為などを警戒しているのだろうか?
荷物も持ち込み禁止でお金と携帯だけで入場も厳しくセキュリティーチェックされる。
インドは軍事国家であることをタージマハルで実感する。
戦争でタージマハルも破壊されることもなく、この風景はモスクが建てられた時からほどんど変わることはなく保たれている。
サリーは着心地はよいけれど、活動的に動けないところは日本の着物に似ている。
ピウプより。