片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

物語を見つける旅④

ソウル市庁舎の近くに宿をとったので、近くのすぐ近くの徳寿宮という朝鮮王朝最後の皇帝が最後に過ごした宮殿に行ってみた。

ほかの宮殿と比べるとこじんまりとした宮殿ではあるのだが、それでもソウルど真ん中にでありながら喧噪から隔離されるほど静けさのあるの広さ。

ソウルの宮殿の敷地はとんでもなく広く、どの宮殿も維持管理を続けているのは大したものだ。

韓国ドラマで屋根部屋のプリンスというラブコメがあり、朝鮮王朝のある時代の王様がタイムスリップで現代のソウルに来てしまう、という設定で,

その王様が自分の時代へ戻れずしだいに現代社会に馴染んでいくという荒唐無稽なお話なのだけれど、ソウルにある宮殿の広大な敷地と静寂、空の広さ、正に宮殿内は昔々もままなので、

王様がこの宮殿からでてきて現代社会を見たらなんと思うだろうと、そんな妄想も確かに出来そうだ。

この徳寿宮では1日に何回か時代劇のような古典的門番守衛の交代儀式をしている。それも妄想を高めてくれる演出の一つかもしれない。

ソウルは宮殿、城郭などの残る風景と現代建築の高層ビルとのコントラストがタイムスリップを可能にする。

 

ドラマのロケ地訪問というのも観光資源の一つ。とある廃車場をロケにしたドラマがあり、海外からの若い女性ファンがその廃車場に来て写真を撮りまくるので廃車場の社長さんは何故こんなところへ?と理解に苦しむそうだ。ピウプより。