片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

デリーの大都会と自然共存

デリーでは野良犬があちらこちらにたくさんいる。

ガイドブックは野良犬に嚙まれたら狂犬病で100%死ぬ、と怖いことが書かれていたので恐れていたが、のんきな野良犬ばかりで、道路の端にゴロっと無防備に寝ているパターンが多い。のんびりと歩いている犬もいる。

どう見ても飢えて目をギラギラさせた攻撃的な犬はいなかった。

野良牛もうろうろしていると聞いていたがほとんど巡り合うことはなかった。

観光客慣れしているような感じで高い木の上から人間をみているような野良サルもたくさん見た。

デリーは大都会で人も車もごった返しているが、マンハッタンのセントラルパークのように広々とした緑の敷地に囲まれたお城やモスク、ガンジーのお墓などはまるで別世界のような手入れの行き届いた自然がある。

いかにデリーの街中は空気が悪いせいかその広い敷地に入ると空気がガラッと変わる。

動物たちも集まってきて色々な鳥がさえずりを奏でていたり、俊敏なリスが駆け巡っている。

空気汚染は酷いものだが、動物たちは居場所を確保している。

共存共栄の不思議なデリー。

デリーは汚いもの綺麗なものも何でもあるけれどウォシュレットは見つけられなかった。ピウプより。