片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

機能的になるためのスペース

夜の歯磨きは口腔内の点検を兼ねている。磨き残しの無いように鏡を見ながらやっている。それでも上顎の奥歯ほっぺ側は鏡で見ることが難しいので、手の感覚や歯茎の触覚に頼るしかない。最近奥歯が磨きやすくなってきた。なぜだろうと観察をしていくうちに奥歯とほっぺの間が柔軟に広がるようになっているのに気づく。ほっぺ側の奥歯は磨き残しが多いことを一年前に歯科衛生士さんに指摘されたので、この一年歯磨きはその場所を入念に丁寧に磨くよう心掛けていたのだ。それが歯肉とほっぺのマッサージにもなったのだろうと思う。

10年ぐらい前歯医者さんに、歯はとても健康ですけれど、自分で歯を食いしばって破壊してますよ、と言われるくらい奥歯をかみしめる癖が強かった。噛みしめの強い人はほっぺ側と奥歯の間が狭くほっぺを嚙みやすいとも言われたのを思い出す。口腔内が狭ければ咀嚼するのも大変だし、歯や歯肉にも負担がかかる。口腔というのは口の空間を意味しているのだから、スペースを作ることは機能的になることなのだ。

ヨガのレッスンでも腕や足の動き易くするために関節にスペースを作る指導がある。心にもスペースを。ピウプより。