インドにてカレーの毎日、飽きずに食べられるのはどの店も同じ味ではなく何か違う。
それはスパイスの配分かもしれないし、野菜の切り方、作りたてなのか、時間をかけて煮込んだのか、どこのお店のカレーもおいしく頂けた。
日本のインドカレーレストランのカレーは小さなお椀に少しなのだけれどこちらのカレーはその5倍はあろう、寸胴のドンブリでくるので完食するのがむつかしい。
生野菜の料理はあまり無くて、温野菜のスパイス和えのような一皿が大概ついてくるのがありがたい。
その温野菜の組み合わせもいつも同じ、カリフラワー、グリーンピース、インゲン、平たくて小さな豆が入っている。
美味しかった店はこの温サラダは丁度よいゆで具合で味付けも薄いのが良い。
カレーも必ずでてくる一つが豆のカレーでこれも不味くはないけれど単調な味になりがちで、いわばカレー味の甘くないお汁粉といった具合。
美味しいお店はスパイスやコクに工夫をしてお汁粉風にはならない。
カレーは不思議と飽きなかった。毎日のスケジュールがタイトだったせいか、食事の時間が取れずいつもおなかが減っていた状態だったから。ピウプより。