冬の体が喜ぶ食べ物は暖かい汁物だ。
鍋、豚汁、シチュー、サムゲタン、チゲ、ミネストローネ。
体が温まる。
野菜やお豆腐やお肉や豆やコンニャクやどんな食材でも汁物の材料になりやすく栄養品目もバラエティーに富んだ一品になる。
冬の良さは熱々の汁物を美味しく感じられる寒さがあることだ。
酒粕も甘酒にしてショウガをビリビリに効かせて作り飲むサウナにする。
そのぐらい辛い甘酒はショーガオールで汗だくになる。
韓国料理も汁物が多く、唐辛子に深みがあるし荏胡麻の粉や魚介類の塩辛など、体が温まって、健康エキスがタップリ。
寒い寒いロシアも美味しいスープがある。
昔渋谷にロゴスキーという古いロシア料理店があって冬にはよくスープを食べに行ったものだ。
キノコのつぼ焼きスープ、ボルシチ、ストロガノフ、などなど、質素ながら栄養滋味あふれる熱々のスープ。
ロシアに行ったことはないけれどきっと寒い外から帰ってきたお部屋に湯気の立ったスープがある光景がよく似合いそうだ。
ロシア料理のお店は今大変そうだ。料理に罪はない。ピウプより。