人力車が語源のリキシャはオート三輪のタクシーだったり、三輪自転車だったりで安価な移動手段。
デリーの狭い路を移動するのにリキシャは便利だけれど、目的地までの交渉が面倒で慣れないとリキシャにも気軽に使えない。
今回はガイドさんが適正価格で交渉してくれたオート三輪のリキシャに乗る。
吹き抜けのリキシャは排気ガスをまともに被るのであまり長い間乗っていたくない。
デリーの排気ガスはいつも充満している。
自転車のリキシャは運転手がガリガリにやせたお年寄りだったりすると申し訳なさ過ぎて私が自転車を漕ぎたいくらいだが、彼等は巧に雑踏をくぐりぬけて運転できる技術を持っている。
こぼれそうなくらいてんこ盛りになってリキシャに乗り込む地元民は、まるでコントか技芸団かという滑稽さだが彼等は落ちないように真剣だ。
ごく単純に生きていくのに一生懸命があからさまな毎日。
インドの大気汚染で喉がイガイガになり炎症が起きたしまった。ピウプより。