続ける情熱を持つ人は自然で力みがなくて穏やかな人に見える。
飽きっぽい私にしてみれば羨ましいと思ってしまう。
続けることに意味があるのに成果を自分が期待するほど苦しくなる。
気合を入れてやるぞー!と一機に力むとそう長く続かない。
続けることは特別なことではなく、だれもが日常ルーティーンになっていることに紛れているかもしれない。
よく例えられる歯磨き。
毎日磨く歯磨きもほんの少し磨く角度を変えてみたり、ブラシの種類を変えてみたりしてみる。
次回の歯科検診でとてもよく磨けてますよ、と言われると日頃の鍛錬かもな、と嬉しく思うし、奥歯は上手く磨けないのが次の課題になる。
歯を磨くように日常に毎日溶け込まして続けていきたい。
日々続けることの中から違いを感じ見出しながら進化を得ることができる。
自問自答しながら同じように見える作業の中に試行錯誤を織り込んで重ねていく。
その続けてきた成果はいつ得られるのかということは予定できず、ある日突然に気づくのだろうと思う。
科学者の長い実験研究のなかである日突然何かを発見できるように。
職人気質というのも続けることの鍛錬で生まれた人格だろう。ピウプより。