今日はお天気がはっきりせずの曇り。雨は降りそうで降らない一日だった。
洗濯物が溜まり我慢しきれずに洗濯を始めて、アイロン掛けすることにした。
テレビを観ながらのアイロンがけは時間が有効活用できる。掛け終わるのに3時間もかかった。
最近テレビはNHKプラスでドキュメンタリーを選んで観ている。
マタギという山の伝統的な狩人、その81歳のマタギの山の仕事を追った35年も前の番組観る。
15歳からマタギを始めて60数年という。雪深い山の中での驚くべき身の軽さは、山を知り抜いた経験と鍛錬の驚異的な動きだ。まるで山伏のように。
マタギは職業であってスポーツでもレジャーでもアウトドアでもない。
動物の習性をよく知り、しかし無闇やたらに狩りをせず、山の神様が与えてくれたものを狩る。共存共栄、山の世界を敬い、狩りに出る。
自然と生きる厳しさと真剣さに聖人のような職業だ。
ドキュメンタリーのマタギは最後の狩りを終えて、狩りの場所の木に昭和62年と名前を刻印した。今もマタギは存続しているのだろうか?
漫画のゴールデンカムイでもマタギの登場人物が出てきて、狩りの様子やしきたりが物語の中に盛り込まれていた。今度は矢口高雄さんのマタギでも読もうかしら。ピウプより。