片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

長電話の好きな人

昔は長電話というものがあった。電話で1時間も2時間も話し続けるというやつ。

私が高校生ぐらいの頃は一体どんだけ話すことがあるんかい、と思うくらいお喋りに身を費やしていた。

今はとうに長電話というものは消滅した。と思っていたら久しぶりの知り合い女性から電話があり、なかなか話を終わらせてくれない。

話の内容も一人一方的に個人的な近況などなどから始まって、延々と話し続けている。

やっと今回の電話の目的らしき、用事について話が見え始めたか、と思うと話が飛び石して寄り道してなかなか戻ってこない。困ったものだ。

誰かと話したくなって大人しく聞いてくれる都合の良い相手に、私はなってもいいと思う。それでも自覚と節度というものがある。またこの人から愚痴とも暇つぶしのストレス解消とも思える電話か・・と思うとお人よしにならないように、と自分につぶやく。

こういう方は誰とでもこのような会話の仕方なのだろうが、自覚がなければ大人であっても進化できない。ご自分で気づくことが出来ますように。

思いやりで聞けるのも10分ぐらいまで。それだって一方的に話を聞いているだけなのはまるで苦情センターのオペレーターにでもなった気分だ。ピウプより。