片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

不味さ爆発

初めて旅行に行く国は気持ちが盛り上がる。

インドのデリーまでは東京から9時間、早朝家を出て羽田空港までチェックインやら荷物を預け搭乗ゲートまで来ると落ち着く。

女友達と旅行に行くのも久しぶりで日頃はじっくり話せる時間もなく、こんな時は存分に喋りつくすことができる。

これからの旅行のこと、今までのこと仕事のこと家族のこと、とりとめもなく喋り続ける。

長い航路、退屈な機内での大きな楽しみといって良いのが機内食だろう。

今回の航空会社は今まで何度も利用しているが機内食は美味しいと思ったことがない。

実際どういったコンセプトで機内食を設計しているのだろうか、とクレームを出したいくらいだ。

ごはんが酷い。中途半端なきりたんぽ状の団子ご飯の上にシチュー状のオカズが乗っている。

サイドディッシュのおかずは歯にしみるような冷たさの大根の煮物。

大学芋らしきものとゴマ豆腐の不気味なセット。

そして着陸前に出たスナックのパニーニは冷たくて溶けたての冷凍食品だ。

パニーニじゃなくて三角サンドイッチにしておけば冷たくてもよいだろうに。

ツッコミ満載の不味さについて隣の友人ともこの会社への機内食について30分ぐらい話してすっきりとした。

もし一人旅であればこの機内食の不満について心の中に鬱積しているだけだろう。

量は少なくてもよいので普通においしく感じられる機内食であってほしい。ピウプより。