片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

旅の一日の長さ

インドの旅は一日一日をとても長く感じた。

一日が一週間分の経験をしたような長さ。

一日の移動距離が長いことと目的地の経験が凝縮して濃いものだったからだろうか?

日常生活のルーティンを大きく外れて、旅では思いがけないことばかりで、それを楽しむために旅に出る。

一日目は雪の降る東京を出て初夏のようなデリーに着くまでの9時間、デリーのホテルに到着してそのあと友人のスマホが壊れたり、私のスマホローミングがうまくいかなかったりのトラブルでホテルのフロントマンに深夜まで相談したり助けてもらったりで一日目から長かった。

行きたかったレストランは別の店だったり、取るに足らないことばかりだが心も体も大忙しの旅だ。

そんな些細なアクシデントを通じてガイドさんやホテルのフロントマンとは心を打ち解けられたように思う。

ああしたらどうだ、こうしたらどうだと親身になってくれたことがとても嬉しかった。

困ったときは遠慮せずになんでもどこでも頼ってみるものだ。

袖振り合うも他生の縁。

ガンジス川 早朝の沐浴

インドの人のNOという反応を見ていない。横に首を振るYESだけ。ピウプより。