片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

安心と快適の先端テクノロジー

現代日本のトイレは本当に安心して利用できるところばかりだ。

先ずトイレの形は様式便座のトイレであること、トイレ便座は暖かくウオシュレットも完備され、当たり前のようにトイレットペーパーがあり、使用中の音隠し音源や使用前の消毒剤もセットされている。

そのうえベビーカーごと入れるブースや着替えのための折り畳み床などなど、デパートのトイレ基準はフル装備のレベルなのだ。

駅のトイレもいつも衛生的で見回りも頻繁なトイレが多い。

子供の頃田舎にいくと穴便所、ぼっとん便所とかいわれた汲み取り式便所で、あのくらい穴から何か出てきそうで怖かったし、臭いし、しゃがんでいるのも大変だった。

昔の日本の公衆トイレは汚くて怖くておぞましい落書きのある、利用したくないトイレだった。

日本のトイレは超先進のコンテンポラリーアートといっても良いくらい精神的にも美意識的にも高いと思う。

そういえば先日観たヴィムベンダース監督の映画、パーフェクト・デイズに出てくる都内にある公園の公衆トイレはコンセプチャルアートな美しいトイレばかりであった。



これから行くインドのトイレがどこまで凄いかある程度覚悟をしている。ピウプより。