片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

江戸時代のトイレからウォシュレットへ

今や、ぼったんトイレというのは見なくなって久しい。ぼったんトイレとは?汲み取り式お便所のことで、私が小学校ぐらいまでバキュームカーなるものが巡回してたまった肥を汲み取る地域があった。トイレもスリッパたいな形のデザインでしゃがんで用を足すタイプ。まだこれは水洗トイレでも極々たまに残っている。

現代の便座式トイレが出たのも小学生ぐらいだったか、最初はどう利用すればよいのかコツをつかむのにしばらくまごついていた。

日本のトイレは遥かに清潔でハイテクになったものだ。昔々JRが国鉄と言われていた時代の電車のトイレ付近は消毒液とおしっこの匂いが混じったような強烈臭気であった。韓国の鉄道に乗ってトイレの前を通りすぎたとき、あの国鉄のトイレのニオイを懐かしく嗅いだ。

カンボジアのトイレで清々しいトイレは小さな川の上に設置されていた。入る前に小さな手桶に水を汲んで用が済んだら、その手桶の水をペーパー替わりにする、というエコなトイレ。

タイのトイレもホース付きシャワーで流してペーパーは使わないタイプが多かった。ウォシュレットではなくて、ホースつきのミニシャワー。

日本はぼったんトイレからウォシュレットへとトイレの進化の速さ。

母の介護で車椅子で入れるユニバーサルトイレが公共の場所にたくさんあるのは有難かった。車椅子でいろんなところへトイレの心配をせずに気軽に行ける嬉しさ。ピウプより。