片道書簡のラブレター

大切な人を思い浮かべながら手紙を書きます。

ジタバタしないこと

今朝はいつもの時間に乗る電車が大幅に遅れてしまっていた。

ダイヤが乱れて電車が止まってしまいこの先の見通しがつかない。

こんな時、復旧するまでホームで待つのか、それとも別の迂回ルートをとるのか迷う。

電車に乗車してしまっていたら選択肢はないのだけれど、私は他のオプションが有ると復旧するのを待つよりも別の選択肢を選んでしまう。

じっとしていることが出来ないタイプと慌てず焦らずじっくり待つタイプでは運命は分かれる。

待っていたほうが早く目的地に着くこともあれば迂回コースを取ったほうが早く着くこともあるのでこれはどちらも賭けみたいなものだ。

でもこの程度のことはどちらを選んでも大差はないし、よくある日常のこと。

ふと考えるのはもっと切実な選択肢に立たされた時。

山で遭難してしまったとき、下るのか上るのかそれともそこに留まるのか、一人だったらどうするのか、もし登山熟練者がいてその人の考えに従うのか、それとも自分で決断するのか。

決定しないこと、行動しないこと、迷ったままにしておくことというのも選択肢の一つだろう。



考えないことを考えられれば答えは向こうからやってくるかもしれない。ピウプより。